どういった仕事にも「オモテ」と「ウラ」がありますね。
決して、違法なこととか、隠れてこそこそという意味ではないのですよ。
その仕事に携わっている人(まあ、「ギャーカイじん」ですかね)には見えても、
それ以外の普通の人に見せる必要のないところがあるということ。
分かりやすく言うと、居酒屋の客席周りと厨房といったところでしょうか。
敢えて厨房がオープンになっているお店もありますけど。
華やかな?!航空業界ですけれど、
その表舞台の裏側をのぞき見するかのような映画が「ハッピーフライト」なのですね。
例えばですけれど、乗り込むときにはカーテンの開いているギャレーですが、飛んだ後はしっかりカーテンが引かれてしまいます。
あのカーテンの裏側では何をしているのだろうか??
よもや青竹踏みをしているどうかはわかりませんけれど、
まあ機内食の準備なんかに余念がないのだろうなあ・・・とは思うわけです。
はたまた、乱気流かなんかに行き当たって、客席がガタガタ揺れまくっているとき、
果たしてコクピットでは、どんな会話が交わされているのか、知る由もありません。
「まじ、やばそうだけど、とりあえず『ご安心ください』って言っといてもらいましょうか」…みたいな。
飛行機に乗るときに、実際見えてこないのはそればかりではないですよね。
整備の状況や受託手荷物の搭載、はたまた管制関係も、
言わば「縁の下の力持ち」のような陰の存在。でも、とっても大事なわけです。
またしても予告篇で「面白いかも」と釣られてしまいましたけれど(結構、飛行機好きだったり)、
綾瀬はるか版「スチュワーデス物語」だったりして…と思っていたわけですが、
確かにそういう側面を否定はできないものの、
かなり細かいところに目端が行っていて、そういう意味では楽しめるでないの!と思ったのでありました。
フライト・オペレーションのコントロール・センターの中では、コンピュータ化の波に乗り遅れて、
所在なさげに所内をふらふらしている熟年職員が出てきますけれど、
お決まりのように(!)コンピュータ・トラブルが起こると、
空港マップと模型飛行機を手に俄然はり切っちゃう様子が出てくるわけです。
このあたり、「ラヂオの時間」(だったかな)で「効果音はみんな手で作ったものよ」みたいに存在感を示した元効果音屋さんの警備員に敬服!みたいなところですよね。
でも、こうした「裏側の世界」、見せちゃっていいのかな・・・・
そうそう、ちなみに「ハッピー」と「フライト」の間に、「・(なかぐろ)」を入れて、
「ハッピー・フライト」で検索してしまうと、グウィネス主演の同名映画がヒットしてしまいます。
