「死ぬまでにしたい10のこと」は主人公アンが23歳だったこともあって、
相当に切ない感がありました。
病いで余命いくばくもない知らされたとしたら…
死ぬまでにしておきたいことリストアップすると10項目に。
これを実行に移すのですけれど、なにやらカウント・ダウンのようで。
そして、本人のみならず家族や取り巻く人々にも唐突に過ぎる出来事への
備えのようで。
一方、「最高の人生に見つけ方」の方はといえば、
老人だから良いというわけではありませんけれど、
(映画の作りと言ってしまえば、それまでなんですが)
「死」を怖れていないわけではないとは思いますが、
これまでやれなかったことを書き出してやってみることは「やれなくなる前にやってしまおう」とかなり破天荒なことだったりします。
しかも、行動を共にする同じような境遇の他人がいるというのも、心強くも後腐れがない。
さらに、その一人が大金持ちだというのですから、金に飽かせたあれこれができてしまうわけです。
最後には「ホロリ」とさせられますけれど、アメリカ映画らしい破天荒ぶりが笑いを誘ったりする映画なのですね。
ところで、このような(死んで)棺桶に入ってしまう前にやっておくべきリストのことを
「バケット・リスト(Bucket List 棺桶リスト)」というのだそうですよ。
すぐさま、自分の「バケット・リスト」を作ったら、どんなことがリストアップされるだろうか?
と思ったわけです。
でも、これってやっぱり作れないですね。
書きだせることがあるんなら「やれよ!」というわけです。
内容にもよるでしょうけれど、リストアップ項目に手出しを出来ないのは
今現在の自分を取り巻くあれやこれや(うまい言葉が見つかりません)があるからなんでしょう。
だけれど、それを(適切な表現でないにせよ)「死んだ気になれば何でもできる」こともあるわけです。
そんな安易な物言いをするな!
と、叱られてしまうかもしれません。
生きていても、「死んだ気になって」という気持ちだけでは何ともならない方もいるでしょうから。
自分で制約と思っているだけで、打ち破る勇気がない自分のような者には
「甘え」でしかないのかも知れないです。
何かをするか、しないかで迷ったときに、
「しないでおいてしなかったことを後悔するよりは、やってみて後悔したとしてもその方がいい」
というようなことも言われますけれど、確かにそういうことってあるんでしょうね。
そういう意味では、「死ぬまでにしたいことって、こんなことなの?」ということであっても、
バケット・リストの項目だと思っておいたらいいのかもしれないです。
つぶしては増え、つぶしては増えていったとしても、
全然つぶれずに後悔ばかりが残るよりはいいのかも知れません。
