つい先日なんとはなしに東野圭吾の小説を読んだ ものですから、そう言えば何か映画をやっていたなと見てみました。
もう公開からずいぶん経っているような気がしますが、実は「容疑者Xのなんとか…」という程度の認識しかなくって、原作は直木賞を取ったとか、タイトルは「容疑者Xの献身」というのとかを行ってみて知ったという…
まあ、それはともかく、探偵役が福山雅治だということだけはなんとなく知っていて、
昨秋(だったかな)TVで放送されていた「ガリレオ」なるドラマの延長線上にあるという。放送は、初回だけ(!)確か見たなと…。
と、前置きばかりが長くなりましたけれど、よくできた「How done it」だったなとは思ったわけです。
ミステリの醍醐味は、基本的に「Who done it」だと思ってはいますけれど、
主役のガリレオ先生は言うに及ばず、人物造形がわりとしっかりしていることもあり、
充分見せてくれるものとなっているのですね。
取り分け、「クライマーズ・ハイ」 とは対極にあるような人物を演じる堤真一は
最近「出過ぎ感」もありながら、孤独でうらぶれた数学者っぽさを「演じて」いるのが見もののひとつ。
原作を読んでいないので想像ですけれど、
おそらくはもっともっと書き込みがなされた本なのだろうなとは思うわけでして、
映画では多少刈り込んだ話の見せ方のせいか、
良く見ているとかなりの確率で結末が見えてしまいます。
それはそれで「How done it」であったればこそ、
興ざめにならずに最後まで見通せるのでありましょう。
ただ、「それはないよな」という要素がぬぐいきれない人がきっといることでしょうね(自分も含めてですが)。
どこかを言ってしまうと、まんまネタばらしになってしまうので、言いませんけれど・・・・。
