またもやそんな映画を見てしまったのでした。
「燃えよ!ピンポン」という、卓球ネタの超B級映画です。
笑える要素が満載と言いましょうか、
笑えない要素が満載と言いましょうか、
いやはやです。
卓球の天才少年の誉れ高いランディは、とある大会で思わぬ敗北を喫して以来、
頼るは卓球の技以外ないのに大会にも出るに出られず、
リノのカジノで、ヴォードヴィルまがいの卓球ショーを演じている始末。
ところが、あるとき秘密の卓球大会に絡んで、裏社会を牛耳るフェン(クリストファー・ウォーケン)を逮捕したいFBIがランディにこの大会への挑戦を依頼してくるわけです。
「しばらく大会に出ていないから」と断るランディに、FBIがあてにしたコーチというのが盲目の中国人。
そして、その姪(マギー・Q)の妙技に目が眩んだランディは、この危険な大仕事を引き受けてしまいます…
ということで、ストーリーは特撮による、バカバカしくも華麗なる卓球のスゴ技の数々とともに
スパイもどきの大作戦が展開されるのですが、
タイトルどおり「燃えよ!ドラゴン」がベースになっているような。
というお話なのですけれど、しかしまあ、なんだってクリスファー・ウォーケンはこういう映画に出てしまうんですかね。
かつては「ディア・ハンター」に出演したり、「007」の敵役になったりと
かなり良いポジションを取っていたように思うのですよ。
それが、どこでどう間違っちゃったんですかねえ。
安い映画に出過ぎなような気がするんですが。
もっとも、ウォーケンが出ることによって、バカバカしさも赦してやりたくなることがありますから、
存在感も異彩を放っていて「これも個性、これもわが道」と言えないこともありませんけれど。
そう考えるとウォーケンがいたからこそ、「もしかして見ちゃってもいいかな」と受け止められて
浮かばれる映画というのも多々あるのかもしれません。
実際、B級だなんだといいながら、またウォーケンが出たら、見ちゃうかもしれないですから。
もしかして、クリストファー・ウォーケンの「いい味」をまだ堪能されていない方は、
「タイム・トラベラー」や、最近作なら「もしも昨日を選べたら」でお楽しみあれ!
