日常的に足を運ぶことの多い仕事場の会議室。
そこの壁に、カレンダーが掛っていることに全く気づいていなかったのですね。
たまたま、またその会議室に出向いて、
初めて「ああ、カレンダーがあったんだ」と気がついた次第なのです。
11月になりましたから当然ですけれど、ふた月分が1枚に収まったカレンダーでしたので、
すでに5枚はめくられて、捨てられているはずです。
そして、その1枚1枚が月々を飾っていたことは間違いない。
でも、全く気付かなかった…
それが、とても残念。
カレンダーをよく見ると、書店の丸善のカレンダーであるらしい。
2008年も11月ですから、今更2008年のカレンダーを欲しがる人がいるとも思われませんが、
11月・12月の1枚に印刷された「絵」に目が釘付けになり、
思わず「欲しいなあ」と思ってしまったのでした。
そこにあった絵というのが、千葉和男さんの「コビエージェス・ヴェラーノ」という絵です。
風景画というには、あまりにそっけない風景。
どこかの牧場の柵でもあるかのようです。
草のようすは、なにやらアンドリュー・ワイエスを思わせるものがありますが、
ワイエスの世界がかなり厳しい印象を醸し出しているのに対して、
空というか背景をよぎる「青」が不思議であるとともに、
「厳しさ」を和らげ、むしろ懐かしさを覚えさせるものともなっています。
多摩美を卒業後、教職に就いておられたようですが、
絵に対する想いは断ち切りがたくということでしょうか、
あらためてマドリードの王立美術学院に学び、2006年以降はトレドにアトリエを構えておられるとか。
いやはや、まだまだたぁくさんの素敵な絵や素晴らしい絵描きさんがいるのですよね。
カレンダーまがいにたくさん引用したいところですけれど、
もうひとつだけ御借りして、あとはこちらのHP でご覧いただきましょうか。
いやはや、どこでどんな出逢いがあるかは、わかったものではありませんね。

