風邪とインフルエンザの区別も付かないのですけれど、
どうやら「新型インフルエンザ」とやらは、相当な脅威のようです。
日本でも「鳥インフルエンザ」の流行が取り沙汰された時期がありますけれど、
これを巻き起こす高病原性鳥インフルエンザ・ウィルスが人にも感染するように
進化してしまったもの、これが「新型インフルエンザ」ということなのですね。
インフルエンザ・ウィルスにはA型、B型、C型の3つの型があって、
CよりB、BよりAが強い病原性を持っていると言います。
これまでに香港風邪だとか、ソ連風邪だとかが大流行してしまったことがありますけれど、
これらはまさにA型インフルエンザだったということです。
でもって、性質の悪いことにA型にはいろいろな亜型があって、
本来鳥の間でしか感染しないものが変化を遂げ、人にも感染するようになってしまうという。
そんな新型ウィルスに対して、人は抗体を持っていませんから、
感染が始まると防ぎようがないのだと。
では、何かできることがあるのかというと、
一つには、従来型のインフルエンザの予防接種を受けておいた方がいいらしいです。
「おお、予防接種が効くのか!」
というと、実は「新型インフルエンザ」には効かないのだそうです。
「んじゃ、何のために??」と、考えるのが普通ではないかと。
個人的にもそう思いました。
が、「新型インフルエンザ」に罹った上で、
従来型インフルエンザにも罹ることがあるのだといいます。
ですから、せめて従来型に対する予防接種を受けておけば、
「新型」だけで済むという、有難いような有難くないようなお話。
それから、マスクですね。
マスクも昔からあるガーゼのものをしている人はほとんどいなくなって、
サイボーグのような顔になるマスクを付けている人が増えましたが、
「そんなんじゃ、駄目!」ということらしい。
もっともっと目の詰まった「N95マスク」とか「サージカル・マスク」を使用しなさいと。
ちなみに、「N95マスク」の方は飛んでくるウィルスから我が身を守るもので、
「サージカル・マスク」は罹った人からウィルスが飛散するのを防ぐものだということです。
そして、もうひとつ。
「食料その他の生活必需品を個人的に備蓄しておきなさい!」
ここまで来ると、映画「タイム・トラベラー」のような核シェルター状態ですけれど、
大流行が始まると数年間は続くと予想されていて、
1年で日本の人口の4分の1が感染、2年目には感染率が50%に及ぶと言われているだけに、
とても買い物に出るどころではないというわけです。
人間と自然の闘いと言いましょうか、次から次へと現れる病気の類いも
歴史をたどれば、かなり人間が押さえ込めるようになってきました。
でも、リアルタイムの流行病には未だ対抗策が確立していませんから、
広まりだせば爆発的にということなのでしょう。
何やらこういうことでもないと、増え続ける人間を抑制することはできないことから
「自然の摂理」が働くとでも言ったらよいのかな…とも思えてきます。
そして「バベルの塔」ではありませんけれど、「神」なるものの思し召しかとさえ。
とまあ、たまたま「新型インフルエンザ」の脅威を説いた資料を見てしまったものですから、
ついついこのような記事を書いてしまいました。