通勤電車の扉の上のモニターで、Wii musicの宣伝をやっておりました。

それで思い出したことがあるわけです。


日曜だったか、ぼやっとTVを見ているときに

Wii musicを幼稚園でも園児にやらせて「音楽体験」(なるもの)をさせているような映像(CMなのかな)

を見たのですね。


一目見て、

「これって、違うかも・・・」と思ったわけです。


当然のことながら、楽器を演奏すると「音」がでますね。

何の楽器でもですけれど、出る音というのは予想以上にデカい!わけです。

ですから、日本の家ではなかなか楽器の練習などできるものではないのですよね。


だからこそ、幼稚園にしても学校にしても、

家よりはさすがに広くて、いささか音を出して大丈夫な環境にあるのであれば、

やっぱりバーチャルではなくして、本物の楽器をやらせてあげて欲しいと思うわけです。


ほんのちょっとの違いで、ほんとに微妙に音は変わりますし、

それ以前に「音を作る」ことの難しさは尋常ではありません。

きれいな音を出すのが難しいからこそ、きれいな音が出たときのうれしさがひとしおなんじゃないかと。


同じこないだの日曜のTV、「目がテン!」でヴァイオリンの不思議を探究していましたけれど、

素人が弾くヴァイオリンはなぜギーコギーコいってしまうのか。


ヴァイオリンを構えた恰好で、何も考えずに弓を構えたように腕を動かすと、

腕の軌跡は「弧」を描くのが、腕の自然な動きなんですね。

でも、ヴァイオリンをちゃぁんと鳴らすためには、

弦の上をまっすぐに行き来する直線運動で弓を動かさないとヴァイオリンは「らしい音」を奏でてくれない。

そんなことの試行錯誤も本物に触れればこそ。


とまあ、ヴァイオリンに触れたこともないくせに偉そうな物言いになってしまいましたし、

実は練習が嫌いなたちであまり楽器の上達もしませんでしたけれど、

それでもやっぱりそんなふうに思うのでありました。


やむない場合の代用は Wii musicであるにしても、

可能な時と場合には、ぜひとも本物に触れてほしいものだと思ったのでありました。