「どうやらこの夏は、外国へは行けそうにないな・・・」


これは、結構早い段階で見えていたものですから、

それなら普段なかなか行けない国内の美術館を巡ってみるか!と思ったわけです。


どんな街にどんな美術館があって、どんな収蔵品があるのかをあれこれ検索しているうちに、

三重県立近代美術館で8月に「佐伯祐三」展をやっていることを知ったのですね。


ですから、最初は三重と名古屋を絡ませて、少しずつ構想(大袈裟ですが)を膨らませていました。

しかし、どうも8月中には無理だし、どうせなら年に一度くらい旅行で飛行機に乗らなくては収まらない!

という気持ちがむくむくと湧き起こったようなわけです。


先の「佐伯祐三」展の巡回先を調べてみますと、9月は大阪だということがわかりましたので、

「こりゃ、大阪だな!」と。

そして、「狙いは敬老の日がらみの三連休しかないな!」とも。


時すでに9月に入っていましたから、必ずしも満足のいく手配にはなりませんでしたけれど、

ここまで来れば、行くしかないわけですが、

どこへ行くのもそうなんですけれど、きっちりとした計画を立てないんですね、いつも。


今回も、伊丹の空港に到着して、そそくさと外に出て、リムジンバスの乗車券を買うときまで

三ノ宮にしようか、梅田にしようか、それともあべの橋にしようかと思っていたくらい。


結局は、あべの橋行きの時間がぴたりだったので、

これに乗っかって、直接(つまりホテルのチェックインは後回しにして)、

天王寺公園内にある大阪市立美術館に向かったのでした。

ここが、「佐伯祐三」展の巡回先だからです。


ま、こんなふうに今回の旅は始まったのでありました。