朝、新聞を見て、びっくり!
この間まで渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されていた「青春のロシア・アヴァンギャルド」 展に展示されていたシャガールの絵画3点が、これから大阪へ回る巡回展以降、展示中止になるというのですね。
なんでも、パリにある「シャガール委員会」(シャガールの著作権の継承団体とのこと)が、
本展に展示された「女の肖像」「ヴァイオリン弾き」「家族」の3点が
「シャガール作であることには技法などから否定的である」
として、展示を控えるよう申し入れてきたのだそうです。
本展の絵画は、シャガールのみならず、ロシアのモスクワ市立近代美術館のコレクション展で、
当然ながら、「学術的調査も行っており、作品が真正であることにはまったく疑いを持っていない」
と反論しているのだと言います。
Bunkamuraでの開催前ならまだしも、ひとつ終わって次へ巡回という段で、
この申し入れは「いったいどうしたの?」というべきでありましょうか。
会期中に何らか調査があって、驚くべき事実が浮かび上がったんですかね。
絵そのものがBunkamuraで展示中だったのですから、それも無さそうですけれど。
25日から大阪のサントリーミュージアム[天保山]での展示が始まるはずでしたが、
どうやら展示は見合わせとなるようです。
これが、疑惑の3点の中のひとつ、「家族」なのですけれど、シャガールに見えるんですがねえ・・・
かつて美術関係者もだまされたフェルメールの贋作事件がありまして、
素人目にも、むしろ素人の目から見ると、
メーヘレンの「エマオのキリスト」など全くフェルメールに見えないのですれど、
こっちのシャガールは「シャガールなんじゃないの?」と思いますが、どうなんでしょう。
贋作はともかく、シャガールの作品ですらこうした疑惑・疑念があるわけですから、
フェルメールの真作が何点なのか、特定できないのも無理からぬ話かもしれませんね。
