DVD間宮兄弟
弟がお話を書いて、兄が挿絵を描くということで、

チャペック兄弟 も相当に仲が良さそうでしたけれど、

この映画の間宮兄弟には敵わないでしょうね。


映画の中のセリフにもあったように、

「間宮兄弟じゃくって、マニア兄弟」ってな感じの趣味が通い合う

仲良し兄弟なのですね。


これを、佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地が演じています。

こりゃあ、女性にモテるわけがないなというキャラながら、

それが反って無害に思えるのか、

アパートでカレー・パーティーをやったり、

モノポリーをやったりして、結構楽しんでるわけです。


が、「祭りのあと」ならぬパーティーのあとにはやはり空しい一陣の風が・・・

でも、それを空しいと思うのも一瞬のこと。

立ち直りは見事というべきでしょうか。


ということで、どこなにいそうでいなさそうな兄弟。

いつまでもこうはいかないよな・・・というの空想、というか理想の兄弟を提示してくれてたりするわけです。


兄弟仲の悪さというか、確執を描くようなストーリーというのは、多々あるわけなのですね。

シェイクスピアなんかにも、「リチャード三世」も「リア王」も、それこそたくさんありますけれど、

仲のよい兄弟を描くというのは、なくはないですけれど、数は決して多くないような。


やがてはそれぞれがそれぞれの道を進んでいくというのが、大人になっていく当たり前の姿だとすれば、

いつまでも子供心を失わずにいることが、間宮兄弟のような関係なのでしょう。


それは、それでなんだかセンチメンタルな世界だなと思うのでありました。