おばあちゃんがたくさん登場する「姥捨てバス」を読んだ
から、
今度はおじいちゃん…
というわけでもありませんが、
ジャック・レモンとウォルター・マッソーのコンビが主演の
「ラブリー・オールドメン」を見ました。(たまたまですが)
それにしても、「ラブリー」とは気恥しいと思ったわけですが、
オリジナル・タイトルは「Grumpy old men」。
「grumpy」は、「気難しい」ですから、
やっぱり本当は原題の方がぴったりなわけです。
ミネソタの小さな町で、隣あって住むジョンとマックス。
これが、会えば必ず貶し言葉で挨拶を交わす腐れ縁。
実際は、小さいときからの仲良しだったのですが、
いつしか仲違いをしたまま、何十年というのですね。
昔々の「おかしな二人」同様に、ジャック・レモンとウォルター・マッソーが仲が良いのだか悪いのだか…
というコンビを演じてくれていますので、そうした昔の映画を知っている人こそがほくそ笑む映画なのでしょう。
「喧嘩するほど仲が良い」というのは、男女間ばかりではないのでして、
本当は仲が良いのやら悪いのやらという二人の間に登場してかき回すのが、
やおら近所に引っ越してきた謎の美女アリエル(アン・マーグレット)です。
(美女といっても、アン・マーグレットですから、年齢的にはOK・・・かな)
年甲斐もなく、アリエルが気になってしょうがないジョンとマックスは、
自由奔放な動きを見せるアリエルに右往左往させられるわけですが、
ここでいい脇ぶりを見せるのがジョン(ジャック・レモン)の父親役のバージェス・メレディスなのですね。
老境に入ったジョンの父親ですから、相当にいい歳のはずですが、
「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキンを思い出させる下卑た発言をするわけです。
とまあ、大した話ではないんですけれど、往年のビッグ・ネームがお遊び感覚で
楽しみながら作った映画ということですかね。
そして、往年の映画をご覧になっていた方なら、まずまず楽しめるという。
そうそう、映画館なら「最後の最後まで席をお立ちにならないように」とお薦めするところですが、
何が出てくるかはお楽しみ。