先に5拍子の話題でジャズに触れた
ときに、
久しぶりに聴きたいなと思いだしたヴォーカル・アルバムがありました。
ところが、そのヴォーカリストの名前が思い出せない。
ヘレン・ミレンじゃない、ヘレン・ハントじゃない・・・
(どっちも女優でしたね)
でも、インターネットとは便利なもので
うろ覚えでも検索して、ヒットしさえすれば
(思うようにヒットしないことも、ままありますが)
「おお、これじゃ!」となるわけです。
それが、ヘレン・メリルでありました。
この、クリフォード・ブラウンのトランペットと共演した一枚は
Evergreenというべきものなのでありましょう。
1曲目の「Don't explain」からして、ベッドの耳元で囁かれるような・・・
ヘレンのハスキーな声は、えもいわれぬセクシーさなのですよ。
そして、2曲目「You'd be so nice to come home to」は超有名曲。
聴けば「これか!」ということ、受け合いです。
紫煙くすぶるニューヨークの場末のクラブで、バーボンを一人静かに傾ける・・・
曲が進むにつれて、聴く者を必ずや、そんな雰囲気で包んでくれるはず。
それが、“ニューヨークのため息”ヘレン・メリルの歌声です。