長いようで短いベルギー、オランダの旅もおしまい。帰りの飛行機に乗る日となってしまいました。
でも、たっぷり午前中、中央駅近辺なら見て回れる時間があったわけです。
が、しかし今日もやっぱり雨でした。しかも、今までいちばん酷そう。
とにかく、今回はたっぷり雨にたたられた旅でしたねえ。
それでも、昨日みたいに突然止まないとも限りませんから、
ホテルをチェックアウトして中央駅までは出ることにしました。
最初にして最後のバス利用で(単にトラムより早く来ただけ)、中央駅に着いたときには、なおのこと酷い降り。
「終点だから、降りろ」と言われたわけではありませんが、外はどしゃ降りです。
とりあえず、最寄りの雨がしのげるところまで、ダッシュ。
市内に向けて出発待ちのバス停だったのですけれど、そこでかばんをがさごそ探って、
折りたたみ傘を取り出しました。
さあ、これひと安心と傘を開こうとしたら、取っ手につながる芯棒が根元からすっぽり取れてしまったのです。
つまり柄と傘がはっきり分離している状況は、雨がひどい中ではこの上な絶望感に与えてくれましたねえ。
なんとか元にもどらんものかと悪戦苦闘するようすを、
そばでバス待ちしていたオランダのおばあさんが「何やっての、この人は?」という顔つきで見ています。
傘と柄が仲たがいして、くっつきたがらない様を分かるようにすると、「あらま!」という顔つきに変じたおばあさん。
結局直るはずもなく、おばあさんには「走っていきます!」とひと言残して、
200mくらい先の中央駅に駆け込んだのでした。
入ってすぐのゴミ箱に、役立たずの傘を捨ててきたことは言うまでもありません。
雨はやまない、傘はない。
まあ、傘は駅で買うこともできますが、そうするには気分が滅入りすぎなわけで、
時間としては相当早いけれど、スキポールに向かってしまおうということに。
空港では、もう時間がたっぷり。
展望デッキに飛行機を見に行ったり、珍しくいつもよりみやげ物を買ったり。
そして、国立博物館スキポール空港別館
で、最後の絵画鑑賞もしました。
展示点数は微々たるものですけれど、日本語の解説カードが備えつけてあって、鑑賞の助けになります。
やがて、長い待ち時間と思われたものが、飛行機に乗り込み、出発の時間が。
いろいろ面白いこともできたし、失敗もあったし、し残したこともありますけれど、今回の旅はこれにてお開き。
後は、日本に帰り着いて時差ボケに悩まされないように、飛行機の中ではひたすらに寝ます。
とにかく寝て、寝て、明日の日本時間午前9時過ぎに成田について、
それから一日ちゃあんと起きていて、夜にぐっすり眠れるように・・・
と、そういう直近のことを考える一方で、
さあ来年はどこへ行こうかななどと、すでに考え始めているのでありました。

