たまには観光らしい観光でもしてみようかなあと、運河クルーズに乗り込んでみました。
混んでいるクルーズ(一番人気なのか、サービスが良いのか?)は、駅の方から出るようでしたので、
国立博物館裏手のシンゲル運河発のに乗ってみたのでした。
(実は、写真の船は混んでる方の会社ので、乗ったのはブルーの船)
船長さん(こういう船でもそういうのかな…)の操船のワザというのは、
慣れてると言えばそれまでですけれど、巧いものですよねぇ!
「こんなとこ曲がれんの?」という、直角のとこも見事にすり抜けていくわけです。
自動車教習所で、クランク通過や縦列駐車に苦労した人なら感動はなおのことではないかと。
プリンセン運河(だと思う)に回り込んで進んで行きますと、高い教会の塔が見えてきました。
西教会の塔で、アムステルダムで一番高い(85m)のだそうです。
後で知ったのですが、レンブラントはこの教会に眠っているそうで。
(残念ながら、船からでは近すぎて、塔の写真は取れませんでした)
しばらくカーブを繰り返すと、細い運河からやおら視界が開けました。
「おお、海か?!」とも思ったのですが、これは北海運河。
約20km先の北海とアムステルダムを結んでいると言います。
鉄道の線路をくぐると、船のような形をした変わった建物が見えてきます。
通称NEMOという科学技術センターで、親子で楽しめる施設ということは、
「ま、東京湾の「船の科学館」みたいなものね!」ということになってしまいますが、
見てくれは、あれほど船のまんまでなくって、も少し斬新な感じ。
なんでも、関西国際空港を設計したイタリア人の設計だそうですね。
その後、再び細い運河に戻っていくと、また別の塔が。
モンテルバーンの塔というのですが、
黒っぽいところが16世紀初頭にできて、
最初は大砲が置かれていたらしいのですが、
17世紀になってから上に塔(白っぽい部分)をつけて、
時計台にしちゃったみたいです。
そんなこんなのひと回りで、もとのシンゲル運河、
国立博物館裏までおよそ1時間強。
とりわけ面白いということもない(失礼!)のですけれど、
やっぱり水面からじゃなきゃ見えない景色というのもありますからね。
のんびりできて、よかったよかった。
これがヴェネツィアだと、もっと水路は狭いし、
ゴンドラいっぱい通ってるし、
スピードボートも波を蹴立てていくしですから、
これほどのんびりした気分にはなれないですから。
さて、陸にあがって、
今度はシンゲル運河沿いに少し歩くと、
「ハイネケン・エクスペリエンス」にたどりつきます。
ビールを(って、またビールの話)飲まない方はご存知ないかもしれないですけれど、
まあ、知ってる人は知ってるという有名なビール・ブランドです。
街中ですので、工場見学というよりは「ビール博物館」みたいなものですかね。
入場料10ユーロを払うと、ビールが3杯飲めて何やらギフトももらえるということ。
ちょうど昼どきで、ビールが飲めるとこなら、何かつまめるものくらい買えるかなと入っていったら、
これが思惑違い。
ハイネケン創業物語みたいなパネル展示をたどっていくと、ビア・カウンターがあってここでまず一杯。
でも、食べるものなし。
ビールの製造過程なんかを見ながら進んでいって、再びビア・カウンターがあり、ここでさらに二杯。
やっぱり食べるものなし。
結局、空きっ腹にビールを、立て続けに3杯!
いくらビールが美味くてもですね、これはさすがに・・・
こういう失敗も旅のうちなんですけれど、ね。



