どうもムンクの絵には抱擁のシーン、
いや接吻のシーンが多いな・・・と思ったのですね。
そうすると、Munchというつづりが
そのまま英語のmunchと同じ(発音はマンチ…かな)で、
「むしゃむしゃ食べる」という意味だと知ると、
今度はノルウェー語に近い(と思われる)ドイツ語で、
「口(くち)」を意味する単語がmundだったなと
思い出されたわけです。
こうなってきますと、ムンクの名前自体が「口」に関係があって、
だからこそ!接吻の絵が多いのか・・・
などと思ってしまうのですね。
ただ、そんな連想の果てにまた、もう一つ似ている単語があったなとハタと気が付きました。
それは、Munchenという地名です。
(ほんとうは、Mの後はuのウムラウトです。uの上に点々がついてるもの)
児童文学で有名なケストナーの作品に、「点子ちゃんとアントン」というのがありますね。
原題は "Punkthen und Anton" で、点子ちゃんに相当する部分がpunktchenです。
(実際はここでもuの上にウムラウトがつきます)
punkt がドイツ語の「点」(英語のpointですね)ですから、
子供に対して「何々ちゃん」というようなときの接尾辞が、chen になります。
(これをつけると、その前のaとかuとかがウムラウトになります)
とまあ、少々面倒臭い話をしてますが、chenがつくと「何々ちゃん」になるわけですから、
Munchenは「ムンクちゃん」になる・・・ あ!ならないや!
「ムンちゃん」では、話がつながらない・・・
思いつきで話し出すと、こういう破綻もありますよね。(と、同情を買おうとする)
「何々ちゃん」は忘れていただくとして、それでもMunchenはMunchと似てる!(あくまで固執)
それでは、Munchenという地名の語源はというと、「僧院」という意味の言葉なんだそうです。
英語にも、monk というの言葉がありました。
すると、Munch の方もこうした宗教っぽい方が語義なのかもしれないですね。
というわけで、すっかり論理破綻を来たし、
ムンクの名前と「接吻」とは「そんなの、関係ない!」ということになりました・・・
それでも、ノルウェー語辞典を当たったら、何かわかるかなぁ(と、まだ懲りてない・・・)。
