いやはや凄い映画です。
視覚的な特殊効果や聴覚的にも多種多様な効果音の連発!
あれやこれや、てんこ盛りなのですね。

ムーラン・ルージュ [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


ストーリーとしては、言ってみれば純愛ものなのですけれど
そこここに笑いの要素が満載。
エコール・ド・パリの時代を背景に、
キャバレー「ムーラン・ルージュ」の歌姫(=高級娼婦?)と作家志望の純朴な
ボヘミアン的若者の報われぬ恋といって思い浮かべられるものを、
ぶち壊しそうなハチャメチャが絶妙なさじ加減でブレンドされている
といったらいいでしょうか。

基本的にミュージカル仕立てになっていて、歌がざくざく歌われるのですけれど、
それが全く時代背景と関わりのないポップスだったりするんですね。
おお、エルトン・ジョンの"Your song"!とか、
え?マドンナの"Like a virgin"がここで?といった具合。

超美人の歌姫という役どころのニコール・キッドマンに対して、
田舎者のおのぼりさんっぽさが濃厚なユアン・マクレガー(ぴったり!)の恋の七転八倒を
ボヘミアンの仲間たちが支える(邪魔してる?)わけですが、
このあたりは少しばかり時代を踏まえたのか、
仲間のひとりに、あの!トゥールーズ・ロートレックが出てきます。

これを演じるジョン・レグイザモがまあちぃちゃくなってロートレックを演じてます。
(ほんとにあんなに小さいわけでは無いでしょうから、
「ロード・オブ・ザ・リング」のホビットみたいな撮り方なんでしょうか)
これが、なかなかいい味出しているのですよ。

恋の行方にはかなりイライラさせられる展開ではありますが、
何度でも楽しめる映画になってると思うのでありました。
そうそう、キャバレーのマネージャー、ジドラー役のジム・ブロードベントの動きも実に楽しいですよ!