こないだ「トランスポーター」
を見たついでに、「2」も見てみました。
ジェイソン・ステイサム扮する「運び屋」たるトランスポーターのフランクが
主人公であることには、全く変わりはありません。
ただ、前作での大立ち回りのせいでフランスに隠遁はできないと思ったのか、
舞台はやおらマイアミとなります。
ところが、単に舞台がマイアミに移ったというに留まらず、
作品全体が「これって、ハリウッド映画じゃないの!」というものに早変わり!
もともと、カーチェイスやらアクションやらと、それらしい映画ではありましたけれど、
どこかしら「フランス映画」なんだなという、びみょ~な翳りを帯びていたように思えたのですが、
今回は突き抜けた感があります。
そこで、ストーリー的にもそうですが、映画としては断然面白くなったと言えそうなのですね。
大変なドライビング・テクニックを持った運び屋ですから、その筋(?)では仕事も引く手あまたのはずですが、
やはりマイアミに引っ越したせいで、なかなか顧客が付かないのか、
オープニング早々、お金持ちのお坊ちゃまを学校に送り迎えする無口なショーファーとして登場します。
お坊ちゃまのパパ、ママはかなり不仲になっていて、
ついついママは「男は黙って、サッポロビール!」的なフランクに言い寄ったりしちゃうんですが、これは余談。
あるとき、そのお坊ちゃまを病院に連れて行くというイレギュラーなオーダーを受けたフランクを
待ち受けていたのは、お坊ちゃま誘拐をたくらむ悪党たち。
早速、大格闘になるわけです。
とまあ、「2」なだけあって余計な説明もなく、スピーディーな展開が続いていくのですけれど、
これが単なる誘拐事件でなくって、細菌兵器を使ったテロにも絡むという、
実にアメリカらしい筋書きとなっていくんですね。(これ以上は、見てのお楽しみ)
フランス映画の「車」を使ったアクションものは、「TAXI」などいろいろありますが、
この「トランスポーター」は、もともとアメリカの方が据わりが良い仕立てだったのかもしれないですね。