DVD「ミッシング・ガン」 警官がコンビニに拳銃を置き忘れてしまったという事件の話を聞いて、
中国の映画「ミッシング・ガン」を思い出しました。
カンヌ映画祭で審査員特別グランプリを獲得した「鬼が来た!」を
監督・主演した姜文(チアン・ウェン)が、妹の結婚式でへべれけになり、
翌朝気が付いたら拳銃が無くなっていることに気付いた警官を演じています。

実際の事件は、コンビニのトイレを借りて、
そこに拳銃やら手錠やらが入ったウエストポーチを置き忘れたこと自体、
本人は気付いておらず、
コンビニの店員から通報があって初めて気が付いたといいます。
 
とにもかくにも、トイレが切羽詰っていて、
用を足せたことに大きな安堵の吐息を吐いたことでしょう。
そう考えると、もちろんあってはならないことなのではありますけれど、
なんだか「気持ちは分かる」ような気がしないでもないですよね。 

映画の方は、いくら妹の結婚式で勧められるままに飲んだとはいえ、
どうやって帰ったのか、誰が送ってくれたのかなどなどの状況の記憶がすっかり飛ぶほどに
飲んでしまったのは、言い訳のしようもないわけです。
 
それだけに主人公の捜索は必死なのですね。
しかも見つからないうちに、おそらくは失くした銃を使用した殺人が起こってしまうのですから、
面目も何もあったものではありません。

この当たりをブラックな笑いでくるむのは、
ある種「鬼が来た!」にも通ずる、チアン・ウェンらしいところなのでしょうか。
また映画としての作りはスタイリッシュな感じもあり、不思議な魅力を感じさせます。

しかし、映画の話ならまだしも、拳銃をなくす現職警察官がほんとにいようとは・・・
というより、本人の気付かぬうちに通報されてしまったから、いわゆる表沙汰になったわけですけれど、
内々のうちに探して見つかって、事なきを得ているなんていうことがあるのかもしれませんね。
なにしろ、新聞であれこれ報じられるのをみている限りでは、あの体質ですから。日本の警察も・・・