ほんとにここんとこ、シェイクスピア続きで・・・
 戯曲を読んだついでに、アル・パチーノの映画「リチャードを探して」を、
 改めて見てみたわけです。
 この映画は、かなり面白いですよ!


リチャードを探して [DVD]/20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント


 アル・パチーノが仲間うちを集めて、
 シェイクスピアの「リチャード三世」を映画にしようというプロジェクトを立ち上げ、
 芝居そのものの映画でなくって、制作過程をドキュメンタリーのように追うんですね。

 これが、実はシェイクスピアの深層に迫るものになるわけで、
 「リチャード三世」自体を映画化したら面白かろうなあと思わせるという余韻も含めて
 たいそう興味深いものになっているわけです。

 当然ストーリーは頭に入っているのですけれど、
 台詞の呼吸はこんなふうなんだぁって思いますしね。

 また、集まった俳優たちがシェイクスピアの書いた台詞の意味を探して
 ああでもない、こうでもない・・・。
 このプロセスは、普段見られない稽古風景を覗いているかのようで
 これまた面白いわけです。

 専門家はもとより、道行く人たちにはインタビューを敢行して見えてくるものは
 実はアメリカであろうがイギリスであろうが、英語を使いながらも
 シェイクスピアを演じるには「イギリス風のアクセントでやるのか?」ということが話題になったり、
 日本人が翻訳で接する分には何の違いも感じられないのですけれど、
 「(英語の)言葉が古すぎて、理解できない?!」
 などという話を耳にすると、そういうものかなと思ったりするわけです。
 
 こうなってくると、やっぱり芝居そのもので見たいなと思うのは自然の成り行きですよね。
 それにしても、アル・パチーノのリチャード三世はぴったりだったな。
 先ごろ映画になった「ヴェニスの商人」のシャイロックよりも、さらに・・・
 ちょうど戯曲を読んだばかりなので、