どうも演奏に出来不出来の多いように
思われていたのですけれど、
晩年になってもっぱらウィーン・フィルなどを振り出すと、
何の曲を振っても推薦盤!になるというくらい、
ずいぶんともてはやされていて、
この「もてはやされる」という状況が
おそらくはカラヤンのライバルに相応しいところかもしれません。
そんなバーンスタインだものですから、
これまでいろんな曲のCDをお試しで聴いてきていますけれど、
どうもピタリと来ないのですね。
もはやこれは好みの問題で理屈ではないな、としばらく遠ざかったいたのですけれど、
ふと覗いたディスク・ユニオンで、このバーンスタインの「ベートーヴェン交響曲全集」が
実に手ごろな値段の中古で出ていたわけです。
相変わらずCDは買い控えている(何しろ溜まっちゃって)ところですし、
バーンスタインには何度も(個人的に)空振りさせられてきただけにどうしようかなぁ・・・と思いつつ、
「さすがにベートーヴェンでダメなら、もう諦めよう」というくらいの勢いで買ってしまいました。
そうした思いで、1枚目のCD(1番と3番のカップリング)に針を落とした(おっと、CDだった)
わけですけれど、やぁっぱり「う~むぅ」なのですね。
あらためてHMVに書き込まれた評価などを見ると、「最高!」の嵐なのに、です。
「熱い!」という表現が結構バーンスタインにはあるのですけれど、その熱さがピンと来ない。
バーンスタイン・ファンの人には、も少し具体的に教えてほしいものですねえ。
(以下、後日の書き足し)
バーンスタイン・ファンの皆様には、大変に申し訳の無いもの言いだったかなと、
いささか反省をしております。
その後、2番と4番の収まった2枚目を聴いて、やおら評価を覆すところとなりました。
全ては好みに合うかどうかの問題だとは思っているのですけれど、
ようやく波長が合う演奏に出くわした幸せを感じて、さらに次のCDに向かう所存でございます・・・
(以下、さらに後日の書き足し)
結局、全集を聴きとおしてみて、2番、4番を凌ぐと思しき演奏には当たることができませんでした・・・
改めて聞いても、2番、4番は素直に素晴らしいと思えます。
5番も悪くはないですし、ノン・ブランドで「運命」という曲を聴いたら、
きっとこんなふうに聴いたんじゃないかなあという懐かしさのようなものを感じましたけれど、
それまでかな・・・と。
まあ、良きにつけ、悪しきにつけ、一事が万事ではないということだけはわかったなあと思うのでした。
