がむしゃらの突っ走っていたら病気になりました。甲状腺機能亢進症。いわゆるバセドウ病というやつです。僕はバセドウ病眼症も発症し、右目が左目に比べて飛び出してしまいました。バセドウ病になったことする全く気付いておらず、たまたま日本に出張した翌朝に、左足がベッドの下に落ちているのに上がらない、手足が動かないんです。(後に四肢麻痺という症状であることがわかりました)。机の上の携帯電話を這うようにしてなんとかつかんで、中国にいる上司に国際電話をしました。幸い上司の奥様が近くに住んでいらっしゃったので、救急車を呼んでもらい病院に運ばれたのですが、そのころには手足も動くようになっていてついた診断は強度の筋肉痛。。。お医者様の言うことですし、体も動くようになっていたので信じてしまいました。
その後、長期休みを利用して日本に再度帰国する機会があり妻に会ったところ、一瞬で甲状腺の病気の可能性があることを告げられました。妻は看護婦でした。休みの間に血液検査の結果は間に合わず、僕は中国に帰国しましたが、出てきた検査結果はやはり甲状腺機能亢進症。そこから日本での治療を選択し、2週間ほど入院して結局1ヶ月ほど会社を休むことになりました。その後は5年ほど薬を飲み続けて一応完治したことになっています。
バセドウ病は気づかないうちに進む病気で、何もしていないのに体は常に100メートル走をしているようなエネルギーを消費しています。なので、やたらと食欲が増します。今思うと、毎晩2つのお弁当を食べたりしていました。当然全部は食べられないんですが、食欲が増すんです。
当時の体重は68kgだったのが、病気が発覚したころには58kgで、食べても食べても体重が減っていたことがわかりました。
手足が動かなくなったのも、エネルギーを消費しすぎてカリウムが足りなくなってしまったからでした。
別にこれは海外だから起こったということではなくて、日本にいたって起こっていたかもしれない出来事だと思っています。
人生、どこで何があるかわからない。だから健康には注意して働くことを心がけています。