上司との面談 | 田舎に嫁ぎました。

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11歳年下の夫、3歳の息子、0歳の娘、ネコ2匹と暮らしているミドフォーです。義祖父母と2年同居後、現在は同居解消し車で5分の距離に住んでちょこちょこ様子を見に行っています。
日常のあれこれを呟くブログです。

今日はオフィス出社で、特急で往復してきました。





オフィス出社の理由はPC交換。





うちの会社は仕事の性質上ものすごく情報セキュリティが厳しいです。以前にも「社用スマホの画面ロックのパスワードを5回間違えたら強制初期化になる」と書いた記憶がありますが、PCのセキュリティもそれはそれは厳しく、安心な反面、何かの時には復旧がものすごく面倒ですアセアセ





そしてそのセキュリティの一環でPCは定期的に交換するルールとなっていて、そのために今日はオフィスのIT窓口へ行くのですが、PC交換の何が面倒って、交換後の設定もやもや





当たり前ですが、全ての設定を1からやり直す必要があるので、基本設定ができた後も、必要なソフトのインストールも必要だし、今まで使っていたフォルダのショートカットもURLのお気に入りも全部なくなっているので、不便で仕方ないアセアセ





先に交換した同僚に聞いたら「案内では全部で1時間半くらいで終わるって聞いてたけど、とんでもない!交換前の状態にするのに5時間くらいかかるよ!」とのことガーン





今日はほぼ仕事にならないじゃん…。やること溜まってるのにダッシュダッシュダッシュ





仕方ないので粛々と頑張りますもやもや








話は変わり、先日、上司とのオンライン面談がありました。





私の職種は、いわゆる明確な直属の上司/部下という存在はおらず、仕事の案件ごとにいろんな上位者・下位者とチームを組んで仕事をするような組織体系です。





ただその中でも一応メンター的な存在となる上位者という存在がいて(私も自分がメンターとなる下位者を何人か抱えています)、ブログなどではその人を便宜的に直属の上司と書いています。





定期的にその上司と面談をする機会があるのですが、先日組織の人事的サポートの一環で、直属の上司とは別の上位者との面談が組まれることになりました。


いろんな人と面談することで別の視点での相談やアドバイスができれば、という主旨だそうです。





仕事では何度か一緒に組んだことはありますが、業務以外では特に話したことのなかった上司との面談に、一体なにを話そうかな…と私は正直ちょっと戸惑い気味でした。





ただでさえ、つわりによる体調不良で休みがち&なかなかパフォーマンスが出せていなくて肩身の狭い日々。特に相談したいこともないけどなぁ…なんて思っていましたが、





当日、上司の人はいたって気さくな雰囲気で「仕事のことでもそうでなくても、何でもいいですよ。その時々に必要な会話をするのが目的ですから。」と言っていて、軽い雑談からスタートしました。





途中で私が「なかなか今の仕事とプライベートの両立に苦戦していて、この職場は女性が多く育児中の方もたくさんいるのに、みんなどうやって働いているのかと思っている」というようなことをポロッと言ったのですが。





ご自身も保育園に通う年齢の子どもさんがいるその上司(男性です)は、

「それはでも、やっぱり子育てにはステージがあって、僕やあなたのように小さな子どもがいる時期と、小学生中学年くらいからの時期と、中高生の時期と、それぞれの大変さはあるけれど、仕事との両立という観点ではどうしても未就学児から小学校低学年くらいまでは時間的にも精神的にも一番大変な時期なんじゃないかと思いますよ」と話してくれました。





「それと、両親など周りのサポートが期待できる環境か、配偶者の働き方や職場の理解とか、そういう環境要因でもだいぶ変わってくると思います。」





「僕も妻が働いていて、両親達はどちらも遠方で日常のサポートは受けられない状況なので、それがいかに大変かはよくわかるし、しかも子どもはやっぱりお母さんが一番になりがちで、社会の風習としてもまだまだ母親側の負担が多いのが現状だと思います」





「仕事を頑張りたい気持ちもわかる、キャリアに対する思いや焦りがあったりもすると思うけれど、今いちばん大事なのは、無理をせずに体と心の健康を保ち、ポキッと折れずにこの時期を乗り越えることではないかと思います。そのために必要なら時短勤務や短日勤務も大いに使って、今の環境で無理ないライフスタイルを見つけられたらいいですよね。それによってその後の昇格やキャリアに影響するということはないので」





「毎日、保育園に送り出すまでと、迎えに行ってから寝かせるまではほんと戦争ですしね!休日も、パパー!ママー!遊んでー!攻撃で可愛いけど仕事の疲れはとれないですよねぇ(苦笑」





「同じような状況の人に話をして共感し合ったりするのもアリですよ。とにかくストレスを溜めないことが大事です。僕はいろんな人からちょっとしたご主人の愚痴を聞いています(笑」





これらは話の一部ですが。


正直、びっくりしました。業務以外ではほとんど話したことがなかったし、業務ではわりと淡々とした雰囲気なので、こんなに気さくに話す人なんだ、ということと、当事者だからなのか育児事情にものすごく理解がありました。





仕事自体はシビアな世界なので、サボっていいというわけではもちろんないし数字で成果を出さなければ評価もされないですが、今の状況下で頑張れる範囲で、それがもし時間的精神的制約があるのだとしたらその制約内でベストなパフォーマンスを出せばいい、ということを、改めて考えることができました。





4月からフルタイムで復帰したけれど、たぶん私のキャパシティでは少々無理があったのだと思います。なんとなく、もう後がないような気持ちにもなっていました。でも自分で自分を追い詰めても意味がない。



お腹の子が順調に育ち、無事来年の5月に出産できたら、次の復職時には、本当に無理のない働き方で復帰し、自分なりのワークスタイルを模索しようと思いました。






とりあえずは、産休までのあと4ヶ月。お腹のベビーさんとともに、心と体と相談しながら乗り越えたいですニコニコ