季節が慌ただしくて 時の 流れに逆らいたくなり ふと 歩むその歩みを止めて 遠く かすむ山並みを見るが そこに きみの姿は見えなくて ただ 静かに目を閉じながら この 胸の奥の大切なものを じっと 抱きしめまた歩き出す