今日は朝から礼拝と聖歌隊の練習でした。
礼拝の席で気づいたのは、爪が伸びていること。
俺は爪を伸ばすなんてことはほとんどありません。
いつだって、きちっと揃えている。
この3日くらい爪のことも忘れて、上の空だったのかもしれません。
いや、上の空ということはありません。
俺はむしろ上の空になる時間が必要なのです。
毎日時間がつぶれないのはいつだって気を張り詰めて生きているからで、そうなると時間がなかなか過ぎないんです。
だから早くに眠剤を飲んで、無理にでも寝ようとしてしまう。
そうすると朝早すぎる時間に目が醒める。
仕方がないからまた眠剤を飲んでしまう。
それが俺の生活なんです。
昼からまた時間が潰せなくて大変でした。
その後また映画です。
よく飽きもせず、毎日映画ばかり見に行っていると思います。
見た映画は『水平線』です。
これは震災後の福島の話だと聞いていたのですが、ピエール瀧が演じる主人公が殺人犯が火葬された後の灰を海に撒くかどうか決断することに躊躇する部分に焦点が当たります。
普通の人はこういうの見ると、自分の身内を殺した人の灰を海に巻いてほしくないと思うのかもしれません。
だけど、俺はキリスト教や仏教を勉強してきたので、殺人犯であっても当然撒くべきだと思います。
キリストにしてもお釈迦さまにしても、悪人を裁いたりはしないでしょう。
まして、それをピエール瀧に八つ当たりされても意味がないわけだから。彼は仕事でやっているだけなんだから。
この部分に引っかかって、あまり共感できなかったです。
と言いながら、俺は故郷の墓には入りたくないんですよね。
俺を苦しめ抜いた故郷だから。
この映画の殺された人の場合は、無差別殺人の被害者だから個人的な遺恨があって殺されたわけではありません。
だけど、俺は差別的に酷い目に遭わされているんですよね。
憎き故郷。だけど、母や弟と同じところに入らないのは家族不幸だし。。。
俺はどこに骨をおいてもらおうか。
まだまだ人生長いだろうからこれから考えます。