傘がない | 京都還暦男のシングル暮らし

京都還暦男のシングル暮らし

京都在住歴40年以上。2024年の2月で還暦です。これから終活。日々の出来事を綴りたいと思います。

今日は午前中に眼科に行きました。

 

俺は18年前から正常眼圧緑内障で、点眼薬をもらいに数ヶ月に1回目医者に通っているのです。

 

今日は雨で傘をさして、眼科に行きました。

診察が終わって、前回よりも悪くなっていなかったのでホッとしました。

 

ところが、帰ろうとすると傘がなくなっている。

似たような傘はあるのですが、どうやら、間違って誰か持って行ったみたいです。

 

そのことを眼科の受付の人に言うと、「ビニール傘でよかったらありますけど」と言われて、傘を出してくれました。「じゃあ、次に来た時に返せばいいですか」と言うと、「返さなくて良いです」という返事。

 

コンビニとかで売っている安物のビニール傘で、おそらく誰かが忘れて、もう誰も取りに来ないからなのでしょう。

 

俺はいつだって傘が気掛かりになります。

傘はどこでも外に置いてくれと言われるんだけど、外に置くと忘れていくことが多いですし、間違って持って行かれる、あるいは盗られると言うケースもあります。

 

傘に関しては、盗むことに罪悪感を感じない人もいるみたいで、明らかに盗られたと思ったことがありました。

 

だから傘は絶対に高いものは買わないと心に決めていて、無くしても良い値段のものしか買いません。

 

ところが、俺の友達の中にはなくしたら困るだろうなあと思うような高い傘を買う人もいるんですよね。

「なぜ、そんな高いものを買うの?」というと、「高いものを買っておいた方が無くさないんだよ」と言われることがあります。

大事に扱うからと言うことなのでしょう。

 

だけど、俺は心配性なので、いつだって安いのしか買わないのに、盗まれるのじゃないかという心配が湧いてきて、傘立てに傘を置くのが心配です。

 

できる限り、中に持っていこうとしようとしてしまいます。

でも、それだと「濡れるから外に置いてください」と言われるので、外に置かざるを得なくなるときがあるのです。

 

ここしばらくは無くしていませんでした。今持っている傘は1500円ぐらいのコンビニで買った傘で、これもう何年か使っています。

もう十分元はとっているので、いいかと思って、諦めました。

 

そしたら、その1時間後、眼科から電話がかかり、「傘の届けがありました」とのこと。

無事、傘は戻ってきました。

 

そういえば、去年の今頃は財布を落としてしまい、その後免許証からマイナンバーカードからキャッシュカードからクレジットカードから全て作り替えて大変だった。

ところがそれから1、2ヶ月たってもう出てこないだろうと思っていた頃に、マンションの管理のところに届いたと連絡がありました。

 

しかも、出てきた財布にはお金も残っていました。

さすがにお金だけは抜かれているかと思っていたら、そうはならず、お金もそのままでした。

 

そのことをSNSに書いたところ、アメリカ人の女性からコメントが来て、「そんなの日本だけよ」と書かれていました。

他の国だったらお金は盗られるということなのでしょう。

 

日本は平和な国。

人のものを盗ったりする人は少ないんですよね。

 

なのに、俺は毎日、いろいろなことを心配している。

 

宗教に関心を持った一つの理由はこの心配性を治すためでした。

最初は仏教でしたが、今はキリスト教。

どちらも、本を読むと、心配なんかしても仕方がないと言うような趣旨のことが書かれています。

 

あと6日で還暦。

心配は全て断捨離しましょう(笑)。

 

だって、もう人生の3分の2は終わってしまっている。

80ぐらいまでは元気でいれるかもしれないけど、その後はボケたり、病院暮らしという可能性があるわけだから、心配なんてしているのは時間のロスです。

 

健康年齢は72歳だと聞いたことがあります。

72歳まであと12年。

12年なんてあっという間に過ぎます。

心配なんてしていたら、時間がもったいないです。