中山ひとみは菊地英治に向けて手紙を書いた。それは彼女にとって初めてのラブレター

だけど、その手紙を彼が読むことはなかった。

ひとみはその手紙で紙飛行機を作り、河川敷でそれを飛ばした。

「さようなら。あたしの初恋……」

紙飛行機は風に流され、ひとみの視界から消えた。