冴子の形見の日記帳に書かれてあった

世界一幸せな動物、クオッカに会いたい

その1文に亡き婚約者の代わってクオッカに会いに単身オーストラリアへ向かう菊地英治
婚約者を失い生きる希望を失ったもののひとり旅することで自分と向き合いこれからどうするのか考える。

そこで思い出すのは冴子の夢
英治は彼女の遺志を継いで教師を目指すことを決意した。