「ねぇ菊地くん」

ひとみはメダカの世話をしている菊地英治に話しかける。

「あたしのことどう思ってる?」

ずっと気になっていたのになかなか本人に聞けなかった事柄。

「ともだち」

 

「おれと中山はともだち、それ以上でもそれ以下でもない」