ぼくらの特命教師~全てのはじまり~まさか自分が中学校で教師をすることになるとは思わなかった。大学時代、いろんな資格を持っていた方が就職に有利だろうと思って取った社会科教員資格が役に立つとは。それに、歴史の知識はひとみにとって数少ない取り柄である。子供たちに歴史のおもしろさを伝えられたらすこしは生きるのが楽になるかもしれない。「そういえばあの人と同じだな」高校生の時に行った青森で出会った友部あすか、歴史のおもしろさを生徒たちに伝えたくて教師になった彼女と自分が重なる。赴任先の学校の門を通りひとみは期待を胸に足を進める。