菊地の家に電話してみたら本人ではなく彼の母親が出て

「英治は彼女とデートよ」

と言う言葉にただ唖然として、立ち尽くすのみ。一緒にいるひかるに肩を叩かれるまでぼうっとしてたようだ。

 

Picrewの「こんぺいとう**2メーカー」でつくったよ! https://picrew.me/share?cd=apCJ8ToF8L #Picrew #こんぺいとう2メーカー

 

うすうすは気づいていた。

菊地英治がひとみではなく冴子のことが好きなことを。でもそれは単なる照れ隠しだと自分に言い聞かせてきた。

だけどこないだのひかるの誕生パーティーでも菊地は冴子と仲むつまじくしてて、その一方でパーティーの空気を乱したひとみに対し軽蔑したような表情でにらんでいた。

中学の頃から菊地はひとみに対して冷たい言葉を浴びせてはいたけど、あんな表情した彼を見たのは初めてだった。

やっぱり、菊地の心にはもうひとみなんていないのだろうか。

名古屋駅から電車に乗って、しばらくすると田園風景が広がる。それを見ていると任務の事なんか忘れてふらっとどこか出かけたくなる衝動になった。

 

 

 

「ぼくらの秘密結社」のワンシーン

いっそう深まる菊地と冴子の関係、片思いに苦しむひとみ、そしてそんなひとみが好きだとカミングアウトする佐竹。

どこか変化していくなかまたちの人間関係