ぼくらシリーズはここから始まったといってもいい、代表作
夏休みだから廃工場にみんなで集まって、わーわーしてただけなのに、大人たちはそれを許さない。
大人たちにとっては未成年であるぼくらを危険な場所から遠ざけて、監視下に置いて安心したいだけなのだ。親が子を思う気持ちもわかるが、あれもこれもだめ!それどころか強制的に物事を押し付けるのもどうかと思うよ。
また、ここに出てくる大人たちの描写がけっこう誇張してあるんだよな。
過保護ママに暴力教師・・・・・
でも、悪いのばかりではなく、味方になってくれる大人もいるんだけどね。
一人は養護教師の西脇先生。いわゆるマドンナ先生的ポジション。もう一人は瀬川さん。工場で知り合った謎のおじいさん。普通だったらちょっとご遠慮させて頂きたい人物だけど、彼はぼくらにいろんなアドバイスをくれた。この人がいなかったら。七日間戦争はなりたっていなかったのかもね。