この手のマニアックな音楽をするバンドが、商業的にも大成功し、ビッグバンドになったことは珍しい。
世間に評価されているのである。
ドリーム・シアターはその登場や、宣伝のされ方から、ジャンルは、メタル、プログレッシブメタル、プログレッシブロック、などのカテゴリーとなっている。
しかし、彼らの音楽は聴けば聞くほど現代音楽だ。
現代音楽とは、人がやらないことをやり、美しさ、高度な音楽性をもった音楽である。
リーダー格のジョン・ペトルーシはギタリストとしての腕前はそれほど上手くはないが、作曲者としての才能がある人物だ。
誤解のないように言っておくとジョン・ペトルーシのギタープレイは、普通のレベルははるかに超えているし、バンドのアンサンブルはピカイチだ。
ただ、ソリストとしてはもっと上手い人がたくさんいる。
ペトルーシは、作曲能力に関しては、業界一と言っていい。
さらに、途中から加入した、ジョーダン・ルーデスという天才キーボーディスによって、さらに作曲が異次元の世界に昇華している。
ジョーダン・ルーデスは私が知る限り最も才能のあるミュージシャンで、キーボード・ウィザードと呼ばれている。
ドリームシアターで一番の傑作はSIX DEGREES OF INNER TURBULENCEだ。
その中のTHE GREAT DEBATE と言う曲は驚異的な展開を持つ大作だ。