荒廃。 | 二度とない瞬間を捉えて綴る! くりすペーパーBlog。

荒廃。

初めてご訪問下さった方、初めまして。

いつもご覧戴いてる皆さま、ありがとうございます。


くりす@和文化好きフォトグラファーが毎日伝える和風景。

写真好きな方も、写真から発展させるライティングが好きな方も、是非お楽しみください!


しばし、お時間戴いてブログをお休みしておりました。
突然、何の前触れもなく休んでしまったので、病気でしょうか?との問合せもあり
色々と心配をおかけしましたこと、お詫び致します。

今年度は、読者のあなたに響く写真を添えて、心新たに書き綴って参ります故、
またご覧頂ければ幸いです。

 
 --- 荒廃。 ---

こんばんは、くりす です。
テーマ 和風景フォト。ある資材の煽りをうけて…。


二度とない瞬間を捉えて綴る! くりすペーパーBlog。

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垣根と竹林。 @ 愛知県名古屋市 八事興正寺 にて

<撮影後記>
新緑の楓が美しい季節となりました。

あと半年もすれば、紅葉に変わるわけですから、自然の移り変わりは何とも早いもの。


さて、写真にありますように、竹を使った垣根って最近見なくなりました。

垣根でいえば、地域の特産が基本的に使われるものです。

そういえば、漁業でも頻繁に使っていた竹ですが、めっきり使われなくなったと。

実を言うと、「プラスチック」の出現によるものと伺いました。

また、建築資材でも竹は多く使われておりましたが、今は皆無と言って良いのではないでしょうか。


竹の成長は群を抜いて早いため、あっという間に増殖しているのは

今も尚続いている話です。

それを言うと、ヘンプも一緒ですね。他よりも成長が早く、日本に自生する

天然素材でもあり、天然繊維でもあり。


たかだか100年200年で大きく文化が変わりました。

その間に不使用となっていった素材が日本の里山には沢山あります。

リユースだとか色々な言葉が世の中に溢れていますが

本質的な話をすれば、自然にあるもので循環すべきです。

既存の製品も捨てる必要はないでしょうが、時期をみて、長く使えるものにシフトしていきたい。

それらを加工できる職人にも、もっと目を向ける必要がある。

絶対数が少なすぎるので。

言ってしまえば江戸時代の方がずっとエコであり、リサイクルシステムだって出来ていました。


様々な事象や天災が起こっていますし、そろそろ「戻る」時期ではないでしょうか。

荒廃してしまってからでは、もう遅い。


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