VeloTaxi。 | 二度とない瞬間を捉えて綴る! くりすペーパーBlog。

VeloTaxi。

こんばんは、くりす です

昨日書いた通り、VeloTaxi(ベロ タクシー) に興味があり撮影しに伺いました。
運営するのは愛知県尾張旭市の特定非営利活動法人 HOMIES さんです。


くりすペーパー
VeloTaxi待機中@尾張旭市
Canon EOS 30D + EF80-200 F2.8L
SS:1/1250秒
焦点距離:80mm
絞り:F2.8
ISO:100
WB:5500k

Wikipediaにて調べますと、いろいろな情報が見て取れます。
運営やスタッフ、全国での展開数など、リンクもあり、比較的分かり易いですね。

近年、NPOという存在が認知されてきたわけですが、このNPOというもの、正式名称ですと
「特定非営利活動法人」といいまして
基本的には「非営利」な活動をします。ただし一般企業のように「営利」活動をすることに制限が
あるわけではありません。
よく「営利な活動はできない」と勘違いされますが、営利活動をした場合は一般企業と同様の課税措置が為されるだけのお話です。できるんです。
運営費を営利活動にて捻出するのか、非営利活動にて捻出するのか、そこが焦点になるのです。

一つの例ですが上記写真にあるように、タクシー背面や側面に広告を掲載した上で、広告収入を得て活動費を捻出している団体が多く、それがあるおかげで安い乗車賃にて運行できるといった形態をとっています。これは受益者(乗客)にメリットがあります。
また賛同した企業からの「寄付金」や「助成金」なども一つの収入源でしょう。

私自身も、NPOについて調べたことがありまして、その経験から申しますと、
数あるNPOの活動内容や趣旨は素晴らしく、ぜひ継続してもらいたい。と思うものばかりです。
しかし、どうしても弱いのは「広報」であり、紙面などでもって活動を告知、宣伝する「費用捻出」
苦労されているようです。

そもそもNPOの性質上、事業規模の拡大や支店を作るような展開にはなり難く、寧ろ地域に根ざした単位の活動をするものが殆どです。それが悪いことではなく、計画した当時の単位のまま、効率的な活動ができる方が真っ当でしょうし、定款や登記簿謄本にかかれた目的が達成された時点で「解散」してもおかしくありません。


私も微力ながら、法人の目的や気持ちが写真から伝わるよう、撮影してみました。

個人的には、いつかVeloTaxi専用道路や専用帯が出来ることを祈っています。
自然との共生、自動車との共生には欠かせない条件でしょう。


皆さんもこのVeloTaxiの存在を知って下さったのですし、是非、地元に運営する団体があるのであれば、乗車したり告知したりと、活動を応援して下されば幸いです^^



<撮影後記>
撮影中に実際あった出来事です。
ゆっくりしたスピードですが、嫌な顔せず一緒に走行して下さる自動車もそうですし、さらには地域の方が「がんばって」や「気をつけてね」などといった温かい声援をかけて下さり、非常にうれしく思いました。
仕事に限らず、そういった声をかけていただけるようになりたいものですね。

もっと地元の方や企業に愛される組織になってもらいたいな。