ひきこもっていた時期、

父親の実家が経営していた会社が潰れた

父親は別に実家の会社で働いていたわけじゃないから

特にウチは貧乏になったわけではなかった

すでに父親の両親は他界していて

お姉さんが後を継いでいた

父親の実家は差し押さえられ、

借金の山だけが残った

父親と父親のお姉さん(伯母さん)は借金のことで、もめていた

父親に借金を肩代わりして欲しいと

しかし家のローンで手一杯だった父親は断った

そのことで一時期仲が険悪だったらしい

母親も父親も借金のことでケンカしたりで・・・

ただでさえ私のことで大変だったのに

家の中は最悪だったと思う

その時期確か、お姉ちゃんは浪人してたと思うし。


でもお金のことでもめるのは醜いと思う

お金で家族仲が悪くなるなんて悲しすぎる。




ひきこもっていた時期は

とにかく寂しくて不安で不安で仕方なかった

飼い犬が私を救ってくれたっていっても過言じゃない位だ

大好きなくーちゃんが側にいてくれるだけで

ちょっとだけ安心した

くーちゃんが側にいないだけで不安になる

一日中抱きしめて寝てたことが多かった

姉とくーちゃんの取り合いになったこともあった

「あいはいっつも一緒にいるじゃない!!!」

そう言われても私にとっての安心出来る存在を奪われては

安心して寝れるはずがない

絶対に譲れなかった

くーちゃんは物じゃないのにね

私としては

「じゃぁお姉ちゃんの人生ちょうだいよ!!!」

ってくらい言いたかった

それくらい私にとってはくーちゃんが全てだった

本気でくーちゃんがいなかったら死んでたかも、なんて思う

昔は情緒不安定だったから

わけわかんないことで怒ったりもした

だからくーちゃんには本当に可哀相なことをしたと思う

でも、もっと可哀相なのがルイだ

ルイはくーちゃんよりも何歳も年上

ペットショップで売れ残りとなってしまっていた

ルイを「可哀相。飼いたい」

と小2の私が泣いて両親に頼んで飼った犬だ

そのわりにひきこもっていた時期は全く大切にしてなかった

それどころか厳しいしつけをしていたと思う

もしかしたらイライラを自分より弱い存在の犬に当たっていたのかもしれない

最低な奴だったと思う

ルイは完全に私を怯えている

仕方ないことだ

いつだって自分のしたことは償えない

今できることはくーちゃんもルイも大切にすること

実家から離れて1人暮らしをしていることも

ルイにとっては安心するんじゃないかな?

なんて思ってしまいます


ひきこもったことにしたことは一生償うつもりで生きていたい

私には2歳離れた姉がいる

小さい頃から仲良しでいつも一緒だった

姉が中学生になった頃からあんまりかまってもらえなくなって

私はゲームばかり1人でやるようになったんだけど・・・

姉は小中高と普通に学校に行っていた

それなりに色々あったみたいだけど

友達もいてまぁまぁ楽しくやっていたようだ

昔姉は私と同じように内気で大人しかった

なのにだんだんと積極的で明るくなっていった

大学に入ってからは友達も多く、彼氏も出来てすごく毎日が楽しいらしかった

「すごく楽しい♪」

と聞くたびイライラした

その時私は家から出られない状況

姉と比べては落ち込む日々

仲良かった姉ともぎくしゃくするし

「なんで?」

って何度も思った

きっと姉に当たったこともたくさんあったと思う

悔しくて悔しくて・・・・

だから「絶対ひきこもり脱出してやろう!!!」って思えたんだけど

だから私は姉に感謝してる

変に気を遣って優しく接しないで

ありのままの姉でいてくれたこと

外の世界がどんなに楽しいものかと教えてくれた


今はまた昔みたいに、昔以上に仲が良い

一緒に遊びに出かけたり

悩み相談したり

親友みたいな存在

そして私は姉を尊敬している

友達も多くて、信頼されていて、明るくてしっかり者

そんな姉にちょっとは近づけてきてるかな?