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アラサー主婦のカルミです

こんにちは。
こちらの続きを書こうと思いますが
ネガティブな話になります。
このご時世ひきこもって普段でさえ心が沈んでいる方もいらっしゃるかと思いますので
そういった方はここで引き返すことをおすすめします。
結論から申し上げますと
伯父は亡くなりました。
今でも信じられません。
夜に亡くなり、翌日の夕方には火葬され、従妹の元に骨壺が届いたそうです。
あっけないです。
このブログは予約投稿を行っている為タイムラグはありますが
今週皆様がみたニュースの
〇名死亡
の中に伯父が含まれています。
感染者数に対してまだ200名ほどなのに
そんな中に伯父は入ってしまいました。
確かに70と高齢ですが
持病はなく、タバコも吸いませんでした。
本当に恐ろしいウイルスだと思いました。
現在伯母も人工呼吸器使用の重症にあがってしまい、
肺の弱い従兄も肺炎になってしまいました。
この病気、本当に治る方いるんですよね?
自信がなくなってしまいます・・・
伯父は気難しい人で、伯母からも子供たちからも恐れられているような敬遠されているような人でした。
でもお酒が好きで、同じくお酒好きな私が訪れると
自分の好きなブランデーやウイスキーを振舞ってくれる人でした。
最後に会ったのは今年のお正月
気まぐれに伯母についてやってきました。
伯母は私の子を抱っこしてくれましたが
伯父はそういうの苦手だろうな、と思って
「抱っこしますか?」と言えませんでした。
でも去り際にチビのお尻を触って
伯父「重いな」
と言いました。
もしかして、抱っこしたかったのかな?
伯父たちは孫がいるのですが、息子の嫁と仲違いして会わせてもらえたことがありません。
なので赤ちゃんをしばらく抱っこなんてしたことがないんだと思います。
抱っこさせてあげればよかった。
でもまぁ、また暖かくなったら旅行がてら行こう
その時はもっと重くなってるけど
抱っこしてくださいって言おう。
そんな当然にできると思った事が、できなくなってしまいました。
今日会える人が
明日会えるとは限らない。
たらればですが、今も何度も思います
あの時抱っこしますかって言えばよかった
もう二度と抱っこしてもらえないじゃないか
今までにないこの災害、何が正解なのかわからず手探りで
首相も政府も医療従事者の方も
日々命削って頑張ってくださっているのは頭の中では理解しています。
でもこの私のブログの中で
いち身内として感情で書かせてください。
1月時点で空港を封鎖して春節の中国人をせき止めてくれていたら
3月時点で緊急事態宣言をだしていてくれたら
伯父が発熱して1週間も検査をしてくれなかったので
肺炎になる前にPCR検査をしてくれていたら
伯父は死なずに済んだかもしれないのに。
そして伯母と従兄を連れて行かないでください。
両親そろって死に目に会えないなんてことになったら
従妹があまりにも可哀想です。
たった一人、頑張っています。
県外なので駆けつけてあげることもできません。
仕事も休みで1人家にいて誰とも話せず、気晴らしにでかけることもできない。
残りの家族もどうなるのか分らぬまま
しばらく会っていなかった父の骨壺と共に眠る日々なんて可哀想すぎます。
こんなにコロナが辛い記憶として残るモノになるとは思わなかったです。
結局伯父は誰から感染したのかは不明です。
無症状かもしれない、赤の他人から移った可能性もあります。
自分が移るのももちろん怖いですが
自分は大丈夫。かかっても重症化しないだろう。
そういう考えをもった人が伯父みたいな悲劇を生んだのかもしれません。
大半の人はかからずに済むかもしれません。
死者数だって日本は今のところ少ない方です。
でも、私は身近で亡くしました。
自分は大丈夫と思っている家族もまだまだ多いと思います。
(うちの父は伯父が感染するまでそうでした)
でもその家族が感染して入院したら、もう二度と会えなくなる可能性があります。
亡くなるのも辛いですが
死を実感する段階を踏むことすらできません。
死に目に会えず、通夜も葬式もなく、骨になって帰ってくるんですから。
そうなりたくなければ、なんとか説得を試みてください。
早く収束してほしい
それを願うばかりです。
また伯母や従兄に変化があれば書こうと思います。