脚本:井上ひさし 演出:栗山民也 音楽:宇野誠一郎 美術:石井強司 照明:服部基

あらすじ:一九三五年、日本映画華やかなりし頃、築地東京劇場の裸舞台に、小倉虎吉郎監督に呼ばれて集められた銀幕のスター女優、立花かず子、徳川駒子、滝沢菊江、田中小春。自分こそが日本映画界を背負っていると確信する女優たちである。ただ顔を合わせると口から出るのは、お互いを牽制しあう皮肉たっぷりの言葉と自慢話。そして興味あるのは自分のアップの数と台詞の量。
スター女優たちは監督の次回超特作『諏訪峠』の話と思っていたが、出演依頼されたのは去年好評を博した舞台『豚草物語』の再演話、しかもこの場で稽古まで始めようとする監督に、しぶしぶ稽古につきあう女優たちであったが、そこには小倉による思惑があった。
実は一年前『豚草物語』の上演時、彼の妻であり出演女優であった松井チエ子が舞台上で頓死したのである。死後見つかった彼女の日記には「わたしはK.T.に殺される」と記されていた。
殺人? 犯人はこの中にいる?
うだつがあがらない万年下積役者を刑事に仕立て、松井チエ子殺人事件真犯人追及劇『豚草物語』の幕が開く。(公式サイトより)

休憩を挟んで約3時間の大芝居。
ミュージカルの3時間はそう 疲れを覚えませんが、ストレートプレイはやっぱり疲れます。
一幕は完全なる喜劇 二幕は悲喜こもごもの推理劇。
映画の「キネマの天地」とはまるで違うお話です。
ただ 映画の主要人物だった 有森成美さんが演じた田中小春という子のその後を大和田美帆さんが演じています。
ここまで役者さんの力量が問われる舞台もそうないと思います。
そして 期待通り 皆さん個性豊かで それが調和して 飽きのこないすばらしい舞台でした。
中でも ベテラン勢のなかで 見劣りしない大和田さん 凄かったです。
これ 最後に大どんでん返しの大ネタがあり、そのネタをわかった上で もう一回みたいなぁ。。。と思います。