時代を思い浮かべながら | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba



今宵は、ハリー・ベラフォンテさんの最大のヒットアルバム「カリプソ」のレコードに針を落としています。





2017年の再発盤。





本当に個性的で魅力的な歌唱。





このアルバム、1956年6月にビルボードのチャートに初登場して、31週間第1位という大大ヒットアルバム。





その前の「ベラフォンテ」も6週間第1位で、ハリー・ベラフォンテは、2016年の時点でアメリカのアルバムヒット歌手第75位





ちなみに50年代後半にアメリカで最もアルバムが売れていた歌手は、





フランク・シナトラ、ジョニー・マーティス、エルヴィス・プレスリー、そしてハリー・ベラフォンテという順位で、ベラフォンテは4位。





日本では、この時にエルヴィスがデビュー盤(「忘れじの人」)を発売して、小坂一也さんもエルヴィスの「ハートブレイク・ホテル」をカヴァーして大ヒット、





57年にハリー・ベラフォンテの「バナナボート」をカヴァーしてデビューした浜村美智子さんは、小坂一也さんと、





西部男とカリプソ娘というような扱われかたをしていました。





美輪明宏さんが、まだデビュー前で原孝太郎さんの楽団で普通に歌っていた時代。シスター・ボーイと呼ばれる前。





NHK紅白歌合戦では、出場の越路吹雪さんの応援に来た、三木のり平さんが





「男が女の応援をするとは何事か!」と観客から罵声を浴びて退散しているような時代。





戦後11年…今のように海外に日本人は普通には行けない・・・そんな時代感を理解しつつ聴くと、より歌が輝いて聴こえます。





さて明日は、夜21時からbayfm『9の音粋』の生放送があります!





通常放送に戻りますが、大型連休目前ということで、どうなりますか…。(笑)





それは、今日深夜に決めます。





ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。





放送をお楽しみに!





皆さま、また明日!