人生を祝う国葬 | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
 

 
 
残念ながら、私は現地には行けませんでしたが、





オリビア・ニュートン・ジョンの人生を祝う国葬、祝典が、日曜日にメルボルンにあるハマーホールで行われました。





これは、昨年、オリビアが天国に召された際、ビクトリア州知事、ダリエル・アンドリュース氏が何かを彼女のためにしたいというSNSのつぶやきをキッカケに家族が了承し、とりおこなわれたものです。





オーストラリアで人気の司会者デヴィッド・キャンベルの進行で、大きくわけると、





前半がプライベートな部分とオリビアが力をそそいだ、オリビアの癌研究センターに対すること、





後半が、輝かしいショービズに関するコメントを含めた歌という感じでしたが、





コンサートではお馴染みの冒頭のフィルム部分に新たにつけ加えられた映像があり、





写真で2015年、福島まで続いた最後の日本ツアーの際の写真が紹介され、嬉しかったです。





各国のツアーを紹介はしていないので、オリビアにとって、特別な国のひとつが日本だった・・・と、私は受け取りました。





エイミー・スカイ(カナダの歌手で夫はAOR界で有名なマーク・ジョーダン)とオリビアの「グレイス&グラティテュード」の歌唱からスタートし、





少年少女の合唱による、オーストラリア国歌、





そして、旦那さまジョン・イースタリング登壇で、オリビアとの出逢いからの話。





オリビアのことを「グリース」さえ知らなかったジョンが、コンサートで「パール・オブ・チェイン」を聴いた時の観客の涙、その光景に稲妻が身体中を走り、





要約すれば、それがオリビアとの本当の始まりだったという話から





時折、感情をこらえながら、ジョークを交えながら・・・彼女の全米No.1代表曲のひとつ「マジック」を引用し、





彼女との出逢いから今までが魔法だったと語りました。





クロエは、旦那さまをしたがえての登壇。





そこには、2003年の来日公演で母親であるオリビアにくっついていた素直でシャイで可愛いらしい、私が出逢った少女だった17才のクロエがいました。





オリビアの「そよ風の誘惑」などの代表曲をほとんど書いているジョン・ファーラーが客席にいたことが、その時のクロエのトークで判明。





おそらく、奥さまであり、オリビアとレコードデビュー前の少女時代から行動を共にしたパットも隣にいたことでしょう。(未確認)





ドリー・パートン、ニコール・キッドマン、クリフ・リチャード、ピンク、バリー・ギブ





マライア・キャリー、キース・アーバン、ル・ポール、ヒュー・ジャックマン、ダニー・ミノーグ、リチャード・マークス、エルトン・ジョンなどが、それぞれの出逢いや思いなどのコメントを寄せ、





最後にオリビアの伝記ドラマでオリビアを演じた、オーストラリアの女優で歌手のデルタ・グッドレムが、オリビアのヒットメドレーを歌いました。





記憶では、マジック~フィジカル~ザナドゥ~愛のデュエット~レット・ミー・ビー・ゼア~愛すれど悲し~愛の告白。






「愛の告白」では、携帯ライトが会場全体に広がりました。





また、VTR部分は、ムーヴ・オン・ミー~愛は魔術師~運命のいたずら、だったと思います。





この式典で印象に残ったのは、旦那さまとオリビアの関係。





ふたりのVTRコーナーもありましたが、本当に価値観が一緒の人ど出逢えて、





最後の最後の最後まで、オリビアは幸せだったんだな・・・と、そう思いました。





ただひとりの大切な人・・・運命的な出逢い…。





30年におよぶ癌との闘いの後半、旦那さまがいたことで、どれだけ充実したことか…。





日本では、残念ながら、このニュースがほとんど扱われないので、個人的にファンとして、簡単ですがリポートしました。





また、後ほど。






※写真は、最後の日本ツアーのパンフレットで、直筆サインですが、先着で販売されていたものです。


※5月5日発売のデュエット、ニュー・アルバムの日本発売の予定は、現在のところありません。