生き続けるためには | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
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東京をウォーキングしていたら・・・





なんだか…つまらないな・・・と思ってしまいました。





東京は住みやすい街ではありますし、大好きな自分の故郷ですが、





何かを忘れてはいないか・・・と。





お正月の旅行の話に戻りますが、





写真は、ガウディの作品の『カサ・バトリョ』という、





ガウディがリフォームした住居。





廃棄物を使って、リフォームした住居なわけですが、





本当に素晴らしかったです。





魅力的なデザインもですが、屋上に出た時に、バルセロナの街が素晴らしい!と思いました。






7、8階ほどの高さの建物の屋上に出たら、





こんなに青空が見える街なんですよ!





ガウディが見られることを意識してデザインした、煙突やら屋根が・・・





生き続けられている環境なんです。





食事以外では、この屋上がいちばん長くいた場所です。





それくらい、青空が見られる環境が嬉しかった。





バルセロナだけではありませんが、ヨーロッパって、こういう考え方が素晴らしいんですよね。





青空はみんなのもの。





青空や星空を見るために、高いビルディングの最上階にでも行かないと見られない・・・





なんてことは、都心でもありません。





高い場所に行かないと見られないなんて、不公平ですよね…。






どんな状況の人でも青空を公平に見られなきゃ…おかしいです。





アジアは特に高いビルディングが大好きですよね…。





アジアも素晴らしい文化があるのに、少し…近代化に偏りすぎではないか・・・と個人的には思います。





こういう考え方って・・・もしかしたら、アジア人のコンプレックスを映し出した姿ではないのか・・・





と、勝手に(笑)思っています。





スクラップ&ビルドが当たり前になっている感覚は・・・いかがなものか…。





人口も減少していることですし、高いビルディングを建てるより、青空が見える都心部に戻して、優しい街にしていけたら・・・





どんなにいいだろう…と思いました。





災害に強い街もそうですが、人々が作り上げてきた文化を大切にする街になってほしいな…東京。





レガシー、レガシー・・・って・・・もうあったのに・・・。





また、後ほど。