安室奈美恵さんの引退発表には驚きましたが、その時が来るのは意外に早かった気がいたします。
さよならコンサート・・・というもので、涙を流すかどうかはその歌手の方によって違いますが、
私が涙したのは、山口百恵さんとキャンディーズさんだけです。
好きなのに涙が出ない方もいらっしゃいました。
キャンディーズさんは、レコードデビューからは4年7ヶ月、山口百恵さんは、7年5ヶ月の活動期間でした。
山口百恵さんは21歳でしたし、まだまだこれからなのに・・・とも思ったものです。
ですから、結婚を選び、決意を語り、白いマイクを置いた時には涙がドドドッと出ました。
しかし、当時の芸能界では、女性が結婚をするということは、アイドル、歌手としては終わりを意味していたのも事実です。
もし、結婚して続けていたら・・・彼女の語られかたは変わっていたと思います。
その常識のような非常識を打ち破ってトップアイドルであり続けたのが松田聖子さんで、
安室奈美恵さんはそれに続いたトップ歌手でしょう。
デビュー25年。
山口百恵さんやキャンディーズさんで年代を合わせると彼女たちが、1998年まで活動したことになります。
安室奈美恵さんがいかに凄いトップアーティストだったかがわかります。
初期メンバーが誰一人残らない、今のグループとは、記録も記憶も絶対に同一には語れないソロ・シンガー。
ファンの方々のお気持ちは別として、こんなに爽やかに晴れ晴れとキッパリ最後を人気があり続けるまま終わる歌手は初めてではないでしょうか。
ステージからどう去っていくのか・・・やはりその演出は気になります。
さて、間もなく夜19時からは、「ミュージック・モア」(MXテレビ)の放送があります。
EPOさんの生ライヴもお楽しみに!
また、後ほど。