スリ集団と格闘・・・ | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
DSCF1803.jpg


「今、バルセロナ!」





と、書くつもりがとんだお出迎え。





男が目の前に来て、私に「あんた臭うよ」と鼻をつまんで見せたのです。





えっ!?





その次に、「背中になんかついてるよ」と・・・





友達が「脱がないで!」と・・・





集団スリの連携プレーの罠に。




一瞬、ハッとしましたが、





「携帯をこちらに!!」と友達の声。





こちらも連携プレー。





あきらめない男ども。





バッグをラグビーボールのように抱えてダッシュしました。





男どもの手をはねのけダッシュ。赤信号、車・・・この際、気にしていられません!





とにかく逃げなければ。





走ってホテル逃げ込んで「スリ!スリ!」と初めてあったフロントの方に伝えた瞬間、





スリ集団は消えました。





本当に背中には液体が・・・。





よくわからない液体…。





もし、このコートを路上で脱いで確かめるなんて行為をしていたら、





バッグは盗まれていたでしょう。





私、液体がかかっていると教えられた瞬間・・・





あのアジアの空港で起きた殺人事件を思い出したんですよね。





それで、殺人の液体だったらという気持ちもあって、猛ダッシュ出来たんだと思います。





今、体のアチコチが痛いです。(笑)





あんなにまわりに人がいたのに・・・恐ろしい…。






逃げ込んだホテルの方々が・・・優しい。





バルセロナは、そんな街じゃないんですよ…アンラッキーでしたね…と、





そして・・・「悪い事が起きたのだから、私たちから1つプレゼントをあげましょう」と、





無料の食事のチケットを・・・





フロントでは、「Thank You」しか言えませんでしたが、





なんだか部屋に入って一人になったら、その優しさに感動しちゃって・・・





ジーンとしています。





だから、このブログ内容の終わりが変わったんです。





いつもだったら、何で私!?スリ!怖いと、ただただ怒りそうですがが、





今は・・・愛に包まれた気持ちです。





新年早々、人を想う心遣いを学びました。





しかしながら、液体をかけるスリ集団はいます。





皆様もお出かけの際は、お気をつけください。