![DSCF1803.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20180104/22/chris-matsumura/4b/50/j/t02200165_0320024014105399376.jpg?caw=800)
「今、バルセロナ!」
と、書くつもりがとんだお出迎え。
男が目の前に来て、私に「あんた臭うよ」と鼻をつまんで見せたのです。
えっ!?
その次に、「背中になんかついてるよ」と・・・
友達が「脱がないで!」と・・・
集団スリの連携プレーの罠に。
一瞬、ハッとしましたが、
「携帯をこちらに!!」と友達の声。
こちらも連携プレー。
あきらめない男ども。
バッグをラグビーボールのように抱えてダッシュしました。
男どもの手をはねのけダッシュ。赤信号、車・・・この際、気にしていられません!
とにかく逃げなければ。
走ってホテル逃げ込んで「スリ!スリ!」と初めてあったフロントの方に伝えた瞬間、
スリ集団は消えました。
本当に背中には液体が・・・。
よくわからない液体…。
もし、このコートを路上で脱いで確かめるなんて行為をしていたら、
バッグは盗まれていたでしょう。
私、液体がかかっていると教えられた瞬間・・・
あのアジアの空港で起きた殺人事件を思い出したんですよね。
それで、殺人の液体だったらという気持ちもあって、猛ダッシュ出来たんだと思います。
今、体のアチコチが痛いです。(笑)
あんなにまわりに人がいたのに・・・恐ろしい…。
逃げ込んだホテルの方々が・・・優しい。
バルセロナは、そんな街じゃないんですよ…アンラッキーでしたね…と、
そして・・・「悪い事が起きたのだから、私たちから1つプレゼントをあげましょう」と、
無料の食事のチケットを・・・
フロントでは、「Thank You」しか言えませんでしたが、
なんだか部屋に入って一人になったら、その優しさに感動しちゃって・・・
ジーンとしています。
だから、このブログ内容の終わりが変わったんです。
いつもだったら、何で私!?スリ!怖いと、ただただ怒りそうですがが、
今は・・・愛に包まれた気持ちです。
新年早々、人を想う心遣いを学びました。
しかしながら、液体をかけるスリ集団はいます。
皆様もお出かけの際は、お気をつけください。