1978年にデビューした杏里さん。
17才でのデビューで、竹内まりやさん同様に美しさゆえ、そのアイドル面がクローズアップされました。
当時の所属レコード会社、フォーライフ・レコードの力の入れようは、写真の宣材物からもわかります。
飛び出す絵本形式。
尾崎亜美さんの作品「オリビアを聴きながら」は、今や日本でよくカヴァーされる名曲ですが、オリコン最高位は何と65位。
デビューから4ヶ月かかっての最高位が65位でした。
200位内から100位以内にランクインするのも2ヶ月近くかかっていて、
100位以内で赤丸がついたのも最初の1週と4ヶ月ほど経っての最高位の2週間の合計3週間だけです。
しかし!名曲は、ヒットチャートには負けませんでした。
まさに、時が証明した本物のヒット曲のうちの1曲です。
ということで、今晩のラジオは、激動の1978年の今頃の邦楽を、
前の週、1975年でご紹介したアーティストのその後の動きなども交えながら、
おとどけいたします。
洋楽はお休みです。
1975年、フォーク、歌謡曲、演歌が全盛の時代にユーミンで頭角を表したニュー・ミュージック。
その後です。
オープニングは意外な方をご紹介いたしますが、
ユーミン、南こうせつさんなどに次いで、デビュー当時は雑誌のいいページで取り上げられていた方。
このあとも苦節が続きます。
一夜にしてスターになる歌手なんて、なかなかいなかった頃です。
『クリス松村の「いい音楽あります!」』(ラジオ日本)の放送は、このあと夜20時からです。
ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。
放送をお楽しみに!