進化の行き先はどこ? | クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba
進化する文化には、常にリスクはつきもので、





やってみなければわからない…ということはあると思います。





私自身、スマートフォンを持っていませんし、あらゆるアプリをダウンロードしたこともありません。





これは、進化についていけないわけではありません。





待てよ!という気持ちがあるからです。





ポケモンGO、素晴らしい進化系ゲームです。





まさに夢のゲーム。





しかし、ついに利用者側への「注意喚起」だけで、日本でも配信が始まってしまいました。





私の理論は、ドローンが自由に街中を飛び回ることに反対するものと、基本的に同じです。





街中がゲームセンターになることが許される不思議、





歩きスマホはダメと言いながら・・・このゲームは注意だけ…という大いなる矛盾。





細かいことを上げれば、「不安」ばかりしか浮かびません。





そんなに意味のある事業でしたら「ポケモンGOランド」でもお作りになればいいのに・・・





決められたルールとかいう曖昧なものより、





決められた場所で遊ぶのが当然だと私個人は思いますが、いかがでしょうか?





ゲームを楽しむ方々の権利を優先させすぎでは?





ゲームより、他の価値観を重視している人間にとっては困りものになってしまう可能性があるように思います。





街中、観光地、場所を選ばずポケモンが出没するということで、失われるものがどれだけあるかということを考えるべきです。





考える時間、想像力、マナー、風情・・・失われる可能性のあるものはたくさんありそうです。






配信される前に文句を言う人はおかしい…という意見がありますが、





こういう意見は、失うもの、事故、事件が起こるかもしれないという想像力に少しかけるような気がいたします。





これから、例えば重大な事故、プライバシー侵害が起きて、





もし裁判になった場合、事故の責任は、自己責任なのかゲームを開発、提供する側なのかもしっかり考えていただきたいですし、





ゲームが楽しめるアプリをダウンロードすると、その機能によってデメリットはないのかも





しっかりと考えるべきだと思います。





夏休みに入った子供たちが、夜中に街中を徘徊したり、事件に巻き込まれないことを祈るばかりです。