昨晩はあえて書きませんでしたが、
昨日のライヴでは驚き、見逃せないことがありました。
ライヴの動画を撮影する人々です。
今、洋楽のライヴでは、写真撮影、動画撮影が一部お馴染みになりつつありますが、
動画は・・・かなり・・・かなり迷惑ですね。
昨日のライヴ、自分の席でもないのに、私の席の前の席の方が遅れて来ていなかったのでそこへ移動してきて、
何と!私の顔の!顔のまん前にスマートフォンを出し、ライヴ撮影開始。
私は、アーティストの姿もステージも・・・全く見えなくなりました。
後ろの人の事やまわりの状況確認が出来ない女(ひと)。
まさか、動画だとは思わなかったので、お気に入りのポーズが撮りたいのかな?
としばらく我慢していました。
その間、私はスマートフォンに映るアーティストしか見えないのに・・・。
しかし、動画だとわかり肩を叩き注意。
その女(ひと)悪びれる様子、一切なし。
途中、遅れてきた本当の席の方がいらしたのですが、その女(ひと)席を変わらず(ライヴ中で狭く移れない状況)、
さらに、この女(ひと)はバラードの曲でおしゃべり。
はー・・・。
しかも、この女(ひと)だけじゃないのが驚き。
2階1列目の複数の方々もコンサート全編を動画撮影。
よく疲れないな・・・何を見に来たの?
特に驚いたのは、アーティストの動きが少ないバラードの時。
アリーナも2階も半分ぐらいのお客様が動画撮影。
演出もへったくれもありませんでした。
目がチカチカ。
場面的には、映画の上映中にみんなで携帯電話の画面を見ている感じ。
2階の後方の席ということは、めったにないのですが、
今の洋楽ライヴの状況がよくわかり、勉強になりました。
2階でもステージは凄くよく見えたんです。
ただ、おびただしいスマートフォン動画撮影の数に萎えました。
バラードが終わったあと、男性が「撮影やめてくれ!」って叫んでいましたが、
あの叫びは認めます。
認めますとも・・・私も我慢の限界でしたから…。
終演後、私が動画を注意した方は、私をガン見してニラミつけていました。
「このオカマ!あんたのせいでコンサートの動画が撮れなかったじゃないの!」と言わんばかりに…。
もちろん、その席は彼女の席ではなかったのですが…。
コンサートの楽しみかた、CDの買い方・・・
ここまでしないと、音楽は売れないのでしょうか?
あきらかに変わった音楽の買い方、楽しみかた・・・。
昔からの洋楽ファンの中年には、理解も出来ませんしなかなか辛いです・・・今の状況。
音楽を楽しみ続けたいなら、この状況に慣れなければいけないのでしょうか?
ずっと動画撮影していて・・・何が楽しいんでしょうね。
動画だけは、許可しないでいただきたいです。
あるいは、撮影したい方々は後方席限定にしていただきたい。
音楽業界が衰退するのは、困るので、あえて個人的価値観で書きました。
気軽に何でも出来るって・・・悪い面がたくさんありますね。
皆様は、コンサート中、客席に暗闇がなく、チカチカしていて大丈夫ですか?
さて、本日夜20時からは『クリス松村の「いい音楽あります!」』(ラジオ日本)の放送があります。
1976年の今頃の邦楽とナタリー・コールさん追悼をお届けいたします。
ラジコ、スマートフォンでも日本全国お楽しみいただけます。
放送をお楽しみに!
今日も元気にいきましょう!