懲戒処分になったって・・・
洩れたお一人お一人の市民の個人情報は、取り返しがつかなくなる可能性があります。
堺市の会計室課長補佐が、外郭団体非常勤職員、約千人の名簿をインターネットのレンタルサーバーから流出させた問題は、
さらに広がり、市の有権者の68万人分の名簿を持ち出し、自宅のパソコンにデータを移して保存していたそうです。
データには、名前、生年月日、住所、移動年月日などが含まれていたそうですが(これで流出した情報が全部とは限りません)、
実は、持ち出したデータを全て削除して証拠の隠蔽を図っていたとか・・・。
恐ろしい・・・
マイナンバー問題で、敏感になっている時期にこんな話題。
こんなもの・・・ということでしょう。
マイナンバーに、あれこれと国民が気づかないうちに
税金にも社会保障にも不正受給にも関係ない個人情報をヒモ付けすることなど、
この状態で許されるはずもありません。
しかも、ネットでつなげるとか・・・危機感ゼロ。
今年だけで、職員による個人情報の取り扱いの不正が何件あったのかを
よーく考えていただきたい。
そして、サイバー攻撃。
たくさんの個人情報が流出したはすです。
目立ちませんが…。
私は、被害者の方にひっそりとお詫びの手紙が来ている事実も知っています。
実際、目にしています。
民間であれば大問題なのに、どうして・・・こんなに甘い姿勢なのか・・・理解に苦しみます。
データに侵入、データを書きかえ、確認しないでデータ更新、事実ではないことを書く・・・
国が管理するホームページにも攻撃をかけられる…。
所詮は、人間が考えたもの。
信用しきっちゃいけません。
今のインターネットの様子を見れば一目瞭然。
便利なもといっても、使うのは人間。
人間には、悪い人、知識が足りない人・・・必ずいらっしゃいます。
データ社会になることは、ものすごくリスクがあるといえるでしょう。
マイナンバーとかビッグデータとか、日本人に向けて英語でごまかさないで、
それが、何なのかを周知させるべきです。
私たちの個人情報を取り扱える権利のある人間って・・・いったい誰?
顔も見えない相手に取り扱われるなんて、真っ平ゴメン。