今日は「文化の日」で「レコードの日」ということで、
マニアック・スペシャル!(笑)
昭和から平成にかけて消えたレコード文化に想いをはせたいと思います。
1枚目の写真は、1989年以降にリリースされた数少ないアナログ、レコード盤の一部です。
松任谷由実さん、山下達郎さん、竹内まりやさんのアナログ・ラスト。
2枚目の写真は、時代を象徴する1枚。
美空ひばりさんの「川の流れのように」。
1989年、昭和天皇が崩御され「平成」になり、
4月から日本で初めての消費税が取り入れられました。
なので、価格表示の値段が変わりました。
多くのレコードは、シールで対応。
しかし!美空ひばりさんは、シールではなく印刷です!
美空ひばりさんのこの歌が、いかにロングセラーだったかがわかります。
アナログ盤が、日本から完全に消えたのが(その後現在に続く限定販売盤を除く)1990年。
アルバムでは、サザンオールスターズさん、シングルでは少年隊さんが最後です。
少年隊さん、五木ひろしさんは90年4月発売で本当のレコード発売のオーラス。
見本盤ではなく、セル盤が珍しいです。
で、サザンオールスターズさんのこのアルバムは、いろいろ凄かった!
レコード盤とCD盤(箱の写真)の写真が違う!
カブトムシの写真が…。(笑)
CD盤は、何と!腕時計付き。
この時計、気に入って気に入って、もう電池切れですが切れるまで使っていました。
この頃から、「すいか」の缶とかパンツとか、TUBE缶とか、カラーCD、ピクチャーCDなど、CDにとても魅力的な特典をつけはじめました。
超大物、沢田研二さん、矢沢永吉さんもこれがラスト・アナログ・シングル。
エンベロープ型と力が入っていました。
このエンベロープ型でカラー・レコードを出した女性アイドル歌手もいました。
ジャケットが命の女性アイドル!
最後のリリース陣は、こちら。
本田美奈子さん、Winkさん、浅香唯さんなど…。
その他、薬師丸ひろ子さん、小泉今日子さん、南野陽子さんなども、1989年にアナログをリリースしました。
ベテランでは、岩崎宏美さんもですが、ビクターが最後までアナログは、頑張っていました。
ちなみに女性アイドルのシングル・ラスト発売は、90年1月の中山美穂さんでした。(1枚目の写真)
さて、そんな中、いわゆる従来のソロ・アイドルのデビューが最後になったと言ってもいい1989年の新人はどうだったのか!?
こちら!
1989年の新人で一番最後にアナログ・シングルをリリースされたのは・・・
島崎和歌子さん!
3rdシングルが、1989年10月10日発売でした。
2つのアイドル名でデビューされた深津絵里(高原里絵)さん、美少女コンテスト・グランプリの細川直美さんや川越美和さん、増田未亜さんなどが、ラスト。
自分の資料室を見ているうちに、調べたくなって調べましたが、
今度、より正確に調べておこうと思います。
ビッグ・アーティストも含め、まだまだ全部掲載出来ていませんが、またいつか。
以上、文化の日スペシャルでした。