マイナンバー、
運用が始まる前に改正案が参議院内閣委員会で今日、可決されました。
社会保障と税という部分は、私は賛成なのですが、
やはり、運用がはじまる前から改正案で運用範囲を広げ、可決していく姿勢は疑問です。
貯金口座は現在のところ任意ということですが、
直接、その理由をテレビ番組の収録で内閣府大臣補佐官の方にお尋ねしたところ、
矛盾しか残りませんでした。
また、クレジットカード情報まで結びつける理由、
病院の診察結果の情報までをも結びつける理由が全くわかりません。
これらは、全て個人情報で守秘義務のあるものです。
それをひとつの番号にまとめ、つなげることのリスク、危険性は計りしれません。
本日の報道によると、特定健康診察(メタボ健診)と報道されていますが、
いったい何が改正され可決しているのかを国民が知らないことが問題だと思います。
細かいことが重要なのに、細かいことがわからない・・・。
前々から申し上げているとおり、「マイナンバー」が何かを知らない国民が半数以上、
細かい中身を知らない国民は、もっといるでしょう。
通信、ネットだけではなく、人による情報漏洩の不安がある中、
なぜ、新しい改正案までをも盛り込んでいくのか?
そのマイナンバー運営のためにかかる恐ろしい税金額。
多額の税金を投入しても、この大借金を抱えた国がやりたいことは、いったい何なのか?
私は、やはり疑問です。
アメリカで失敗したこと、イギリスで廃案になったことを、
日本独自の結びつけ案も含め、今、日本人は何の疑問もなく受け入れようとしています。
勘違いも含め、国民がマイナンバーのことをもっと理解出来る機会をもうけるべきだと思いますが、
皆様は、いかがお考えでしょうか?
ちなみに今週日曜日の午後4時5分から「ほじくりニッポン」(関西テレビ・フジテレビ系)で、この疑問を追及しましたが、
果たしてどこまで放送されるかはわかりません。
放送をご覧ください。