あきれ果てていますが、書きます。
日本年金機構の和歌山県などの事務センターで、
個人データを入力する業務に携わっていた約110人が、
2ヶ月分の給料が未払いのまま解雇されたそうです。(JNNニュース)
突然解雇だとか。
年金機構が業者に委託し、その業者が再委託したという、
とんでもない!とんでもない!ことです。
業務委託者は、ずいぶんと簡単に解雇されるんですね・・・
矛盾をいろいろ感じます。
大阪市で個人情報を不正に閲覧した職員は解雇されないのに・・・。
年金機構問題が明るみに出た時に、私はブログで疑問を書きました。
昨日まで、電話対応していた100人のオペレーターが、翌日、10倍の1000人に増えていたからです。
つまり、待機しているオペレーターが、常時900人?
という疑問です。
公的業務は、いったいどれだけの委託業者さんに依頼しているのか?
その業者さんのチェックは、しているのか?
私は、わかりやすいのでマイナンバー問題と関連づけを常に述べていますが、
サイバー攻撃から情報が流出するのも恐いことですが、
扱うのは「人」なんです。
この報道が事実であれば、委託した会社、働く人々の管理さえ出来ない団体が、
細かい個人情報を扱う資格があるのでしょうか?
5年かかって流れてくる報道は、情報流出、隠蔽、ずさんな報告・・・給料未払い・・・。
マイナンバーは、もっともっともっと、重要な個人情報です。
安保問題で、今は動きが止まっていますが、
何が最終的につながって、誰が管理して、どのような時に情報を見る資格を得て、誰が見るのか。
各機関と会社、病院、等々とどのようにつなげようとしているのか、
政府広報では、改正案も含め明確にはなっていません。
大丈夫という文字、心配ないという文字の自信の根拠もハッキリとしていただきたいと私は、思います。
最終的には、私もわからないのです。
だから、恐いのです。
疑問をもつことは、恥ではありません。
知ろうとしないことのほうが愚かです。
女性国会議員が、セクシー・グラビア自叙伝を出す時代です。
これが、国会議員として倫理的に許されるなら、私は驚きです。
信用出来ないから、自分たちがシッカリしなくては!
日々、そんな思いです。