お猿さんの問題が一件落着して、ようございました。
ただ、ずっと述べているように、本質的な考え方を正さなくてはなりません。
今回の場合は、動物園への苦情ということでしたが、
苦情の電話、インターネットの書き込み、Twitterの反応に操られすぎではないか・・・ということです。
会社単位でも、番組単位でも個人でも、考えぬいて世に送り出したことなら、
もっと自信を持って対応し、考えの違う相手側と堂々と意見交換をするべきです。
それが、公開でもよろしい気がします。
おかしなことのメッキは、剥がれるでしょう。
そういえば、最近、ちょっと疑問なことがありました。
BPO(放送倫理・番組向上機構)が、番組内で中高生モニターを募集していたのです。
それを、自分の番組で告知することになり、私は大変、哀しかったです。
私は、しっかりとしたポリシーを持ち、誇りを持って番組を担当させていただいているのに・・・中高生から意見って・・・。
ちなみに、深夜放送です。
そして、なぜ、社会に出ていない若い彼らに今から意見を求めなければならないのか・・・。
大人としてのプライドを傷つけられました。
それに、子供にもたいへんな負担もかかることで、可哀想な気もします。
悪いことがあるなら、大人の責任ですから。
これは、大人が大人を信用、判断出来ないということにもなるのではないでしょうか。
子供がそんなことを気にしなくては、いけないなんて・・・
こんな哀しいことはありません。
子供のモニターなど募集せずして、良い番組作りが出来ないとしたら、
それはいったい何を意味するのでしょうか?
とにかく結果的に、いろいろなものの進化で、
子供が大人の事情に首を突っ込みすぎになってしまっていると私は思います。
これは、子供が未来の宝だとしたら、逆にしてはいけないことではないでしょうか。
根本的なことだと私は思いますが・・・。
皆様は、どのようにお考えでしょうか。
また、後ほど。